スタンダード・キュヴェにグラン・クリュ・アイを99%使用。豊かな果実味と大らかさを身上とする、贅沢なシャンパーニュ。
3 Essential Points
- 11905年創業、アイとマルイユ・シュル・アイに4haの畑を所有。現当主は女性、ナデージュ・リシャール・フリニョー。
- 2年間生産量僅か4万本、大手メゾンがラグジュアリー・キュヴェに使用するアイのブドウを、最安のスタンダード・キュヴェにも贅沢に使用。
- 3シャンパーニュ評論の第一人者リチャード・ジューリンが、「最も心に留めているシャンパーニュ」と評する。
The Hands
17あるシャンパーニュのグラン・クリュのうち、最も早くその格付けに認定されたのがアイ村。最高のピノ・ノワールを生む土地として貴族や鳳凰の寵愛を受けてきた、まさに偉大なる産地だ。アイは大手メゾンが大部分の畑を買い占め、そのブドウはメゾンのトップキュヴェ(例えば、モエ・エ・シャンドンのドン・ペリニヨン等だ)に使用される。リシャール・フリニョーは1905年の創業以来、ごく少量ながら良質なシャンパーニュを生産し続けてきた。アイ村の最高品質のブドウを贅沢にもスタンダード・キュヴェにふんだんに使用し、価格では考えられないクオリティで多くの愛好家を魅了してきた。大らかな味わいと豊かな果実味・・・アイの真骨頂がここにある。