革新性・野心、そして持続性と伝統が同居する、実に面白い生産者。2018年4月からフィラディスが日本市場の正規代理店です!
ワイナリーの設立は1984年。マイク・フィリップスは一家の農園で父親と一緒に働き始め、自身のワインを作り始めました。彼と弟のデイビットはカリフォルニア大学デイヴィス校でワイン醸造学の学位を取得し、二人でワイナリーを設立。正式なワイナリーとなった1984年を皮切りに、現在はローダイとソノマで300ヘクタール以上のブドウ畑を所有しています。彼らはローダイの「サステナビリティー・ムーヴメント(持続性のある農業推進運動)」のリーダーであり、カリフォルニアのワイン栽培地域の環境活動の青写真となっています。
1975年に父ドン・フィリップスによって設立された家族の農園に戻ってきた際、彼らは既に自分たちの畑があるローダイというエリアから高品質なワインができるのではないかという考えがありました。 家系は4世代にわたってワイン用ブドウを栽培してきた歴史を持っていますが、ブドウは基本的には他のワイナリーに売却していました。マイケルとデヴィッドは自分で育てたブドウでワインを造るというホームメイドワインメーカーになる決意をし、古くからの友人であるデイヴィッド・ルーカス(Lucas Winery)とともにブドウ果汁をガラクタの缶やプラスチックの容器で発酵することを始めます。
当初の主要品種はシラー、カリニャン、シンフォニー、カベルネ・ソーヴィニヨン。はじめはこれらのワインを道端のフルーツスタンドやカリフォルニアのファーマーズ・マーケット(直売所)で販売していたそう。
その後マイケル・デイヴィッドブランドは様々なメディアに取り上げられ、一気にワールドワイドな存在として認知されることとなりました。彼らのワインは長年にわたって品質が向上し続けており、今では各評価誌で90+ 点を取るワインが続々。ユニークで心躍るようなラベルこそが、マイケル・デイヴィッドのアイデンティティーであり、そのモットーは常に「品質に見合った適正な価格のワイン」。革新性・野心、そして持続性と伝統が同居する、実に面白い生産者だと思います。
【マイケル・デイヴィッド・ワイナリー オーナー・醸造家のデイヴィッド・フィリップスさんにFiradis WINE CLUBが一問一答インタヴュー!】
Q1:ワイン造りを一生の仕事にしよう、と決意したきっかけは何ですか?
⇒私のファミリーはカリフォルニアのローダイで5世代に渡って農家を営んできた。そしてその長い歴史の間、常にブドウを育ててきたんだ・・・禁酒法の時代もね 笑
家族が大切に守ってきた畑がいつも目の前にあるんだ、自分もワイン造りを仕事にするのが当たり前だったよ。
Q2:これまでワインを造ってきて、一番嬉しかった瞬間は?
⇒ワインの造り手にとって一番嬉しいときは、自分たちのワインを誰かがおいしく楽しんでくれているのを目にする時に他ならない。
ワインは誰かを幸せにするための飲み物だからね!!
Q3:その反対に、一番辛い(辛かった)ときは?
⇒辛い、というか本当に面倒で厄介なのは、アルコールに関する法規制のことだ。アメリカでは50州それぞれに異なるアルコール規制や税法があって、それがメチャクチャ複雑なんだよ!それ以外のことは、正直大したことじゃない 笑
Q4:ワイン造りで最も「決め手になる」のは、どの工程だと思いますか?
⇒結局は、良いブドウを育てる事、に尽きるんじゃないかな。ワインのクオリティの90%以上はブドウ畑の段階で決まっていて、我々はそれをキャプチャするだけ。最高のワインは、最高のブドウからしかできない、っていうことさ。
Q5:あなたにとっての「理想のワイン」とは?
⇒理想のワインは「今日飲みたいと思ったワイン」。だって毎日飲みたいものは変わるからね!
敢えて選ぶとしたら、私は赤ワイン、特にシラー種のワインが一番理想的なスタイルだと思っている。オーストラリア、フランス、ワシントン、そしてカリフォルニア。世界中の個性豊かなシラーが大好きだよ。
Q6:今までに飲んだ中で最高のワインを1本だけ選ぶとしたら?
⇒最高のワインを1本、難しい質問だなあ!!!18歳の時に初めて飲んだ「Beaulieu Vineyardsボーリュー・ヴィンヤーズ」のカベルネ、確か1974年ヴィンテージだった。
当時12ドルだったけど、あの時の自分にとっては大変な高級ワインだったんだ。
Q7:自分のワインと料理、これまでに一番マリアージュしたと思った組み合わせを教えてください。
⇒『マイケル・デイヴィッド』のワインとベストマッチする食べ物だって?それは勿論グリル、バーベキューに決まってるよ!
牛肉、ポークリブ、そして日本のヤキトリ…フルーツ感が爆発するような私たちのワインと最高の相性だ!
Q8:もしあなたが他の国・地域でワインを造れるとしたら、どこで造ってみたいですか?
⇒私が世界で一番好きな国はネパールなんだけれど、残念ながらワインを造るのは難しそうだな 笑でも私はとにかく山のある土地が好きだから・・・そうだ、フランスやスペインのピレネー山脈に近いエリアがいい!
Q9:あなたの「ワイン造り哲学」を、一言で表現してください。
⇒哲学、なんていう偉そうなものは持っていないのだが・・・ブドウが育ったその場所ならではの個性を表現することかな。
そして、この土地の母なる自然が我々に与えてくれるものに、誇りを感じることだね。
Q10:最後に・・・日本にいるあなたのワインのファンに、メッセージを!
⇒日本のワインラヴァ―の皆さん、カリフォルニア・ローダイで生まれた『マイケル・デイヴィッド』のワインたちを楽しんでくれて本当にありがとう。
アメリカに来ることがあったら、是非私たちのワイナリーに遊びに来てくれよ!!
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マイケル・デイヴィッド・ワイナリー プティット・プティ
良くも悪くも濃いです。ボトル形状から、もう少しライトな先入観がありましたが、肉用かと。
店長コメントにも説明がありますが、エレガントさは微塵もありません。
パワフルで濃いワインが好きな人はそれなりに楽しめるでしょう。
ブルーベリー等の黒い果実、バニラ、キノコ、なめし革、タバコ、花等の香りと味わい。一口目はあれ?意外とマイケル・デイヴィッドのワインにしては軽くて複雑味が少ないかな?と感じたが、2口、3口と飲むに連れて、複雑さが理解出来てくる素晴らしいワインです。
シャルドネが素晴らしかっただけに期待してしまったのですが、結果からは残念としか言えません。
赤では、ジンファンデルはジンファンデルらしさが感じられ、まずまずでしたが、このプティ・シラー、プティ・ヴェルドは同じ系統の味わいながら特徴がなく、イマイチでした。
カベルネ・ソーヴィニョンやプティじゃないシラーは未試飲で何とも言えないですが、今のところマイケル・デイヴィッドは赤より白の方が良いのでは?と思っています。
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Miho Kawakami
公式サイト: MIHO KAWAKAMI 川上ミホ
料理家。中目黒「5-quinto」オーナーシェフ/ソムリエ。2006年に日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格取得、
2008年にイタリアにてイタリアオリーブオイルソムリエ資格取得。ワインバーやレストランでのソムリエ、
料理人を経て独立。書籍、雑誌などメディアでのフードスタイリング、企業の商品開発、
レストランプロデュースなど活動は多岐に渡る。
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