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Echezeaux14さんのレビュー一覧

61 ~ 80 件目を表示しています。(全88件)

ピノノワール80%にしては淡い色合い!これは何を物語るか?

レビュー対象商品:ジャン・ラルマン・エ・フィス ブリュット・トラディション N.V.(仏シャンパーニュ750ml)

投稿日時:2019/11/13 21:50:41

トップノートは淡いブリオッシュの香りにリンゴ系の果実香。まるでブランドブランのよう。
アルコールが12%と低めだからか(シャンパーニュでは普通か?)、リキュール感や蜂蜜香は控えめな感じ。
でも、味わいは香りの印象とは違って、コクと言うか旨味があって美味。4本セットの前に飲んだ2つより更に美味しい印象。ブラントブラン好きの私にしては、ピノが多くてこれだけ美味と感じるのは珍しいかも。
相性では、生ハム・柿とは予想外にイマイチ(生ハムだけの方が合う)。南瓜とレンコンの煮物もイマイチ感なのに対して、フグは良く合う。特に紅葉おろしを付けると更に合う。
翌日飲んでも、香りも味も落ちていない、と言うか香りは良くなっている。また、前日より色が濃くなって、ピノノワールの比率が高いシャンパーニュらしくなってきた感じ。
泡が減っても味わいがこれだけ落ちないのは、葡萄の品質がかなり高い証拠では。

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これまた、ティエリー・トリオレ同様のコスパ・シャンパーニュ! ( 2019/10/04 )

レビュー対象商品:ヴーヴ・オリヴィエ・エ・フィス セクレ・ド・カーヴ ブリュット N.V.(仏シャンパーニュ750ml)

投稿日時:2019/10/04 06:45:09

トップノートはシャンパンらしい蜂蜜香。でも、前回のティエリー・トリオレ程はない感じ。
その後には、メンマというか裂きイカぽい香りも感じられる。
味わいは、ティエリー・トリオレ同様のコクと旨味があるが、キレと味わいの膨らみが少し落ちる感じで、それはセパージュの違い、好みによるものと思われる。そのせいか、ティエリー・トリオレを飲んだ時ほどの感動はない。
料理との相性では、カレイのエンガワや谷中生姜も合うが、一番合うのは天婦羅のかき揚げとカナダ産松茸のポン酢かけ。どちらがより合うかは微妙だが、松茸の方が合うかも。
松茸と合わせたからかどうかは分からないが、最後には少し甘さが感じられるようになった。
ピノムニエ主体(?)のシャンパーニュはあまり飲んでないが、ブレヴォー並みの味わいかと。

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ブルゴーニュ村名クラスの香り!

レビュー対象商品:フランツ・ケラー シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)・フォン・ロス(ドイツ バーデン産赤750ml)

投稿日時:2019/09/29 15:45:44

香りは最初から出汁系の香りがあり、チョット高級なブルゴーニュの香りがある。奥から赤系の果実香が出てくる感じ。
香りは出汁系でも、味わいは酸味が強く若々しく2017らしく、香りと味がアンマッチな感じ。(但し、翌日には出汁系は弱まり果実風味が増し、アンマッチ感はなくなる。)
相性では、鮪より鰹の方が合い、意外にも鰻の蒲焼きの方がもっと合った。試してないが、山椒をかけると薄目のカベルネやシラーにも合うのではないか? 少なくとも、ピノには山椒の多少で相性が変わることはないか、ない方が合う気がする。
色は最後までチョット薄目で、抽出が弱いのか、ドイツなのでアルザスみたいに葡萄の色付きがブルゴーニュより悪いのか不明。澱はチョット出ている。
こうなると、上のクラスも試してみたいですが、赤は取り扱っていないのでしょうか?

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比較的廉価ながらの美味しさに感動!

レビュー対象商品:ティエリー・トリオレ キュヴェ・ド・レゼルヴ ブラン・ド・ブラン N.V.

投稿日時:2019/09/20 07:54:54

4本セットのシャンパーニュの内の一つ。あまり期待していなかったので、一番最初に開けてみました。
トップノートは控えめな蜂蜜香に青りんご和梨のフレッシュな果実香が感じられます。リキュール感はそれ程強くなく、アルコール度を確認したら 12%と低めでした。
味わいはコク・旨味を感じ、この価格にしては驚きの味わいでした。このコクの正体はドサージュの高さかもしれませんが、べたつく感じはなく果実の甘さを感じます。
料理との相性は、かき揚げの天婦羅が一番合いました。次が舞茸の天婦羅で、ベトナム生春巻より天婦羅の方が合っています。
この美味しさのおかげで、飲むスピードが速まり、1時間チョットでボトル一本を開けてしまいました。そのせいで、見ようと思っていたテレビ番組を見ずに寝てしまいました(知らないうちに爆睡)。

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このワイナリの存在は知りませんでした!

レビュー対象商品:【完売致しました】シャトー・ムーラン・リッシュ サン・ジュリアン 2010年

投稿日時:2019/09/01 08:50:24

色は未だ未だ濃いダークルビー。と思っていたら、1時間後にはもっと濃い色に。
トップノートから、複雑さはないがボルドーらしいスパイシーさや湿った小豆の香りがある。また、ゴマ油のような香り、柚子ぽい香りもある。でも総体的には大人しめの香りで変化も少ない。
味は、酸味は弱いというか目立たず、タンニンやコク(正体は?)があり、少し甘さも感じる。2010のグレートヴィンテージを彷彿とさせる。
相性では、濃さが邪魔してか赤身の刺身ともブルゴーニュ赤程には合わず、スモークサーモンやアボカド、枝豆にも合わず、合うのは和牛ステーキぐらい。
最近は、ブルゴーニュでもそうですがアルコール度が高く、ボルドーでも13.5%が平均的な気がします。これは温暖化の影響でしょうか?
ところで、ポワフェレの紋章(?)は狼ですが、これはラスカーズのライオンに対抗しているのでしょうか?

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前評判(パーカーポイント100点を取ったことある生産者)どおりの味わい

レビュー対象商品:マーカス・モリトール ピノ・ブラン ハウス・クロスターベルク トロッケン(ドイツ・モーゼル産白750ml)

投稿日時:2019/09/01 07:40:12

比較的リーズナブルでパーカーポイントの高い生産者で、様子見にすそ物をまず購入してみました。
色は若い割には濃い綺麗なゴールデン。「洋ナシ、リンゴ、グレープフルーツにフローラルな花のアロマ」とワインの紹介にはありますが、゜洋ナシというより和ナシの香りを個人的には感じます。後はそのまんまかと。ピノブランというより、シャルドネらしさも感じられます。
味わいは2千円台とは思えないふくよかさで美味しいです。(テイスティングメモを紛失したので、マリアージュとかの細かい記載は省略です。)
この上のクラスも試したくなりました。

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息子の代になっても良さそう!

レビュー対象商品:カンタン・ジャノサントネ・プルミエ・クリュ パスタン

投稿日時:2019/08/25 11:28:28

実際のエチケットは本掲載のエチケット(上部が山型になっているエマニュエル・ルジェのタイプ)とは違っていて、息子クエンティンが参画したことによるエチケット変更らしいです。(本掲載のエチケットは2013のようです。)
香りは最初から開いており、赤系の良い香り。フランボワーズというより、桃とかサクランボ系の果実香。それに少しブラックチェリーのような黒系の香りもあり、時間と共に強くなってくる感じがします。(1回目の良かったシャトードマルサネのイメージがあり、少し前に飲んだ2回目のシャトードマルサネ・エシェゾーより明らかに良いです。)
味は2017の割には酸味はそれほど強くなく、旨味もそこそこあり既に美味しく飲める印象。シャトードマルサネのエシェゾーより凝縮度は落ちますが、その分スルスル飲める感じです。
少し雑味ぽさも感じ、エレガンスさや酸味のピュアさにはチョット欠ける印象ですが、この辺りはテロワールなのか造りのレベルによるのか、このクラスには高望みというものでしょう。(それでも、香りや味に変化がないのは少し物足りないですが ... )
相性では、鮪の中トロが一番合い、次がサーモン、その後さざめ昆布、歌舞伎揚げ煎餅、ブリ刺しと言ったところでしょうか?
まぁ、2017の特徴かもしれませんが、早くから飲め、少し軽めのワインです。このクエンティン・ジャノは、ブルゴーニュ高騰の折、コスパの良いブルゴーニュと言えます。

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何となく味わいがシャルトーニュ・タイエに似ていると思うのは私だけ?

レビュー対象商品:シャンパーニュ・ドワイヤール キュヴェ・ヴァンデミエール ヴェルテュ・プルミエ・クリュ・ブリュット N.V.(仏シャンパーニュ750ml)

投稿日時:2019/08/12 22:25:06

トップノートは蜂蜜の甘い香り。同時に紅玉系の林檎の果実香も感じられる。
時間と共に蜂蜜香は落ち、それに伴い少し生姜のような香りが出てくる。
泡立ちは結構良く、かつ肌理も細かく最後まで(グラス5~6杯)注いだ時の泡立ちが落ちない。
味わいは、コクがあり旨味も十分で、そんなにドサージュは高くないと思うが(確認したら4g/lでした)、砂糖のようなコクを感じ、酸がそんなに高くないからかもしれない。
相性では、生姜の香りがするからか、谷中生姜ともまぁまぁ合い(ビール程ではないが)、イカ刺より天婦羅の方が合う。天婦羅はナスやサツマイモよりかき揚げ、それより海老天が合う。
のどぐろの塩焼きは、かき揚げと同じぐらい合い、小海老の唐揚げも同じくらい合う。割と相性の広いシャンパーニュと思われる(そもそもシャンパーニュは相性が広いと思うが...)
翌日、泡が抜けてくると少し締まりのない味わいになって、やはりブルゴーニュの同価格帯の白ワインと比べると少し落ちるのかなぁとは思う。
香りより味が売りの印象で、その点でもタイエと似ているかも。

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上級キュベは未だ発展途上か ?

レビュー対象商品:エレンシア・アルテス ベヌフェト(スペイン テッラ・アルタ産白750ml)

投稿日時:2019/08/12 21:35:50

色は2014とは思えない薄い琥珀色。(2015のガルナッチャ・ブランカでも同様に薄い。)これは熟成に全然樽を使っていないことによるのか?
香りも・味も、廉価版のガルナッチャ・ブランカより落ちる感じで、ガルナッチャ・ブランカが良かったから期待して購入しただけにガッカリ。
明らかに個々の構成要素は上の感じがするが、そのバランスが悪くまとまりがない感じ。
序に言うと、上級キュベはエチケットも大きく(より高さがあり、その分畑の絵を立体的に大きくとっている)、金をかけている感じはするが、絵のすっきり感も個人的には廉価版の方が好印象。(それは赤でも同じ。ブランコの絵の方が印象的で、凧揚げよりずっと良い。やはり凧揚げの方がワイナリらしき建物の絵もあり、金はかかっていそう!)
翌日飲むと、少しは香りも味も良くなっており、熟成させる価値はあるかもしれませんが、それより造りがまだ未完成な気がします。それに比べると、ガルナッチャ・ブランカの方が完成度が高く、ヴィンテージのせいとも思えません。

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繊細なフランソワ・カリヨンの香味は健在ながら、高い理由は分からず!

レビュー対象商品:フランソワ・カリヨン ピュリニー・モンラッシェ クロ・デュ・ビュー・シャトー(仏ブルゴーニュ産白750ml)

投稿日時:2019/03/24 21:41:43

パワーやボリューム感は、先代のルイ・カリヨンやジャック・カリヨンに比べると大人し目ですが、その分繊細で滋味深い味わいです。
この「クロ・デュ・ヴュー・シャトー」もフランソワ・カリヨンらしい繊細な味わいですが、銘柄名が入っていて、エチケットもチョット変わっていて上級キュベらしいのですが、私のテイスティング力では普通の村名と特に違いが分かりませんでした。
熟成させると、違いが出てくるのでしょうか?

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ネレッロ・マスカレーゼの特徴が分からなくなりました。シチリアのテロワールもありますが、そもそもどんな特徴なのか、ワイン講座で紹介して欲しいです。

レビュー対象商品:ボナッコルシ ヴァルチェラーザ エトナ・ロッソ (伊シチリア州産赤750ml)

投稿日時:2019/03/22 22:25:06

エチケットはシチリアのエトナ火山を表していて、味わいもそのエチケットどおりの力強いものではありますが、個人的には『ネレッロ・マスカレーゼ』には、ピノノワールのような繊細なエレガンスな香味を期待しています。
その意味では、チョット期待外れでした。『ネレッロ・マスカレーゼ』はピノノワールの亜種とかの噂もあり、テヌータ・テレネーレのネレッロ・マスカレーゼがエレガンスだっただけに、それを期待していましたが、これは同じシチリアのネロ・ダーヴォラとかアリアニコの感じがします。
このワイン自体は結構美味しく旨味もあったのですが、期待と違っただけに合わせる料理も違っていました。

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白の秀逸生産者さん「コルディエ」、2014より2015、更に良い2016

レビュー対象商品:コルディエ プイィ・フュイッセ ヴィエイユ・ヴィーニュ(仏ブルゴーニュ産白750ml)

投稿日時:2019/03/17 12:17:12

コルディエの白はマコンとブルゴーニュ「ジャンデラヴィーニ」を良く飲んでいて、毎年年末年始の温泉旅行『仙寿庵』に待って行っています。
このプイィ・フュッセは下位レベルより旨味・ミネラルが豊富でさらに良いです。
そして、年々良くなり、この2016は更に美味しくなっており、嬉しいことに、今までは少し熟成させないと固かったのが、既に飲めます。
今後が益々楽しみな生産者です。

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今飲むならスチュアート、でも将来性はアシーナかも?

レビュー対象商品:ボーデッカー・セラーズ ピノ・ノワール ステュワート(USAオレゴン産赤750ml)

投稿日時:2019/03/17 11:47:05

2013で、このアシーナとステュアートのワインを比較テイスティングしました。結果は、紹介文どおりスチュアートの方が酸やタンニンが柔らかく優しい味わい。アシーナの方が酸味もタンニンも強く、抽出が強いのではないかと思います。
香りはスチュアートの方が上か同程度、味わいは明らかにスチュアートの方が上と言ったところでしょうか。 但し、香りの変化や潜在性から香りの将来性はアシーナの方があるかも。詳細は下記のブログを参照してください。
 ⇒ https://plaza.rakuten.co.jp/winetosoccer/diary/201806230000/

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シャルドネ程の素晴らしさは感じられず、残念。

レビュー対象商品:マイケル・デイヴィッド・ワイナリー プティット・プティ(USAカリフォルニア産赤750ml)

投稿日時:2019/03/17 11:12:00

シャルドネが素晴らしかっただけに期待してしまったのですが、結果からは残念としか言えません。
赤では、ジンファンデルはジンファンデルらしさが感じられ、まずまずでしたが、このプティ・シラー、プティ・ヴェルドは同じ系統の味わいながら特徴がなく、イマイチでした。
カベルネ・ソーヴィニョンやプティじゃないシラーは未試飲で何とも言えないですが、今のところマイケル・デイヴィッドは赤より白の方が良いのでは?と思っています。

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品質が復活したようで値上がり前に買っておくべき

レビュー対象商品:シャトー・クロック・ミショット

投稿日時:2019/03/17 09:17:00

翌日に友人宅でメルローを究めるワイン会があるので開けてみました。(友人宅ではフィジャック1998とロトブフ1998)
ロトブフ1998とセパージュ比率も似ていて、ロトブフ程複雑性はないですが、よく似た香りで非常に芳醇で素晴らしかったです。
味わいも2000らしいコクと旨味・酸味があり、美味でした。
このクロック・ミショットは一時評判を落としていたようで、だから価格が安く抑えられていると思いますが、品質が復活したようで値上り必至と思います。
(テイスティングメモが紛失してしまったため、簡単なコメントですみません。)

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開くのに時間がかかるが、開くと高級ブルシャルのような繊細な高貴な香味が素晴らしい

レビュー対象商品:マイケル・デイヴィッド・ワイナリー シャルドネ(USAカリフォルニア産白750ml)

投稿日時:2019/03/17 08:59:59

色は光沢のある綺麗なゴールデン。透明度が高い。
未だ早いのか開くのに時間がかかるのか、トップノートは大人し目。焼鳥マリアージュで飲んだ時ほど香りがない。でも、時間が経つと、キウイや洋梨の果実香にグリーン系の香りがある。ブルゴーニュで言えば、フランソワ・カリヨンに近いか?
味も未だ早いのか尖がりがあるが、カリシャルとは想えない繊細さと言うか、逆にリッチ感が足りない。香りと言い、カリフォルニアよりブルゴーニュ的感じが高い。(この尖がりは硬水系のマンガンや亜鉛とかのミネラルを感じ、若いブルやカリシャルで良く感じる。)
相性では、鮭より蟹の方が合い、舞茸の天麩羅よりワカサギの唐揚げの方が合う。チーズ3種では、生ハム風味もグリーンペッパーも意外と合うが、1番合うのはハーブチキン。普通のカリシャルに合うホワイトチョコ・ポッキーは合わず、ナッツとも合わない。
翌日は尖がりがなくなり、滑らかで美味しい! 前日は足りないと思っていた旨味も出てきた気がする。やはり、もっと熟成させると良くなりそうで、カリシャルらしいボリューム感はないが、繊細なピュリニーやサントーバン辺りの村名以上を感じる。そして、果実香よりもフローラルやハーブ系の香りが、より出てきた感がある。(ハーブは時折だが、ローズマリーやセージあたりか?これくらいしか知らないので ... )

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期待するブルネッロらしさは感じられず ... 残念

レビュー対象商品:イル・ヴァレンティアーノ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ カンポ・ディ・マルツォ(伊トスカーナ州産赤750ml)

投稿日時:2019/03/16 21:29:48

色は未だ縁にチョット紫が入った綺麗なルビー色。透明度は高い。(時間が経つと、と言うか何回か注いでいると縁にオレンジが見られる)
トップノートはイタリアらしい酸味の利いてそうな香りで、奥から一寸黒系の果実香(プルーンとかラズベリー系か?)が感じられる。
味は酸味がピュアながら最初尖がりがあるが、時間が経つと滑らかになる。コクはイマイチながら旨味はそこそこある。
料理との相性では、秋刀魚・大根よりもホタテのヒモバター焼きの方が合う。鶏唐カシューナッツも合うが、それ以上にモッツアレラとベーコンの揚げパンの方が合う。
1時間以上経っても香りの変化はなく、これが普通のブルネッロの香りなのか? ビオンディ・サンティとかイル・パラディーノ(?)等の香りを期待してしまうが、それは特別なのか?
まぁ、香りよりも味が売りかもしれず、段々丸みが出てきて深い味わいになる。特にカマンベールと合わせると、そう感じる。
翌々日(翌日は他のワイン会で酔っぱらって試せず)、香りは落ちてなく、むしろ赤系の香りがピュアになっている感じで良いが、味は初日に旨味がそこそこあると思ったが、足りない気がしてきた。

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飲むのが早過ぎたか、真価は分からず

レビュー対象商品:ドメニコ・クレリコ ランゲ・ロッソ アルテ(伊ピエモンテ州産赤750ml)

投稿日時:2019/03/16 20:59:56

最初の香りはイタリアらしく(良い意味ではなく)、酸味を想わせる香りで、尖がってそうなイメージ。
でも、時間が経つと、色んな要素が出てきて複雑そうではあり、ブルゴーニュぽい苺風の香りもチョット出てくる。
色はボルドーとブルゴーニュの中間ぐらいの綺麗なルビー色で、透明度が高い。
料理との相性では、酸味が強いので酢豚に合うと思ったが、酢豚が甘いからかイマイチ合わない。鮪の方が合う。(鮪は赤身より中トロの方が合う気がする。)
時間が経っても(90分以上)、酸味はあまり滑らかにならず、香りもあまり変化なし。
翌日は流石に酸味が落ち着いてきて、そうなると逆に渋味が出てきた。でも、やはり旨味やコクは少ない気がする。そして、香りは埃ぽいと言うか、渋味を想わせるメルローのような香りが出てきた。
アルコールは最近のイタリアらしく14%と高く、その証拠にグラス壁面をはう脚が長い。でも、香りや味わいに、その高さは感じられない。

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当初期待していなかったので、その品質にビックリ!

レビュー対象商品:シャトー・ド・マルサネ マルサネ・エシェゾ (仏ブルゴーニュ産赤750ml)

投稿日時:2019/03/16 19:14:00

最初の香りトップノーズはイタリアワインのような酸っぱさを感じさせる、赤系の平板な香り。でも、スワリングすると直ぐに黒系の
芳ばしい果実香が出てきて、良い感じになる。 大きいグラスに注ぐと、更に良くなり複雑さ(フルニエよりある)が増す。
そして、花の香りも出てくる(黒系の度合いはフルニエより高い)。色も、フルニエよりやや濃く、かつ透明度が高い気がする。時間経過での変化もフルニエよりある。
味わいは酸味がそんなに強くなく(フルニエと同程度)、丁度良い感じである。そしてフルニエより旨味があるのか厚みを感じる。でもアルコールは
12.5%と低い。90分ぐらい経つと、香りに漬物ぽさが出てきて華やかさが減ったと思ったが、一時的だった。香りに関しては、最初フルニエに負け、
直ぐに逆転したが、90分以上経つと同じくらいに。料理との相性ではレバニラはシャトーの方が合い、サンマチーズはフルニエの方が合う。海苔
ネギトロはフルニエの方が一寸合い、和牛はシャトーの方が合うが、相性の度合はネギトロの方が高い。翌日の鶏・大根はイマイチ合わない感じ。
翌日も香りは落ちず(黒系が減ったと思ったが時間が経つと復活する)、そして、味は料理なしで単独で比べると、フルニエより厚味・旨味がある。
但し、時間が経つとフルニエの味に厚みが出てくるので、60分以上経つと殆ど同程度である。特に料理と合わせると遜色ない。逆に、シャトーの
方は、酸味が増す感じがする。フルニエは時間経過で直線的に良くなっていくのに対して、シャトードマルサネは変化の揺れが大きい。コスパ
には、どちらも同程度と言える。コルクの長さは同じで、質・堅さはフルニエが上に見える。ワインの染み込みはフルニエのが濃く、シャトーは結晶(酒石酸カリ?)が
付いて光って見える。 澱は壜壁に結構付いており、ブルゴーニュにしては多い。これが旨味に繋がっているのかも?
ちなみに、ジャン・フルニエとの比較が所々出ていますが、同じ畑・同じヴィンテージでジャン・フルニエと比較テイスティングを行っています。
その結果のブログを下記のURLに記載しています。
 ⇒ https://plaza.rakuten.co.jp/winetosoccer/diary/201903100000/

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高アルコールだからか、ジンファンデルらしい甘さが特徴!

レビュー対象商品:トータス・クリーク ジンファンデル (USAカリフォルニア赤750ml)

投稿日時:2019/03/16 18:30:06

カベルネソーヴィニヨンではなく、もっとカリフォルニアらしく、かつ廉価(?)なジンファンデルを飲んでみました。
最初はチョット意外な、酸味の利いたイタリアワインのような香り(イタリアと言ってもジンファンデルの先祖のプリミティーボではなく、サンジョベーゼ)。でも、良質な酸の感じがします。それに伴い最初は赤系ですが、直ぐにアメリカンチェリーとかブラックカーラントのような、酸味のある黒系の香りが出てきます。
味わいは、ジンファンデルらしい甘みの強い味わい。香りの印象とは違い、酸味はあまり感じず、Alc.14.6%の影響もあるのか、特に甘さを強く感じます。それに伴って、コクはかなりあり、タンニンも強そうですが、かなり滑らかです。逆に、複雑さはあまりありません。
やはり、カベルネソーヴィニヨンと同系統の香味かと思いますが、多分カベルネはここまで甘くはなく、タンニンがもっと強いのではないかと。 逆に、アルコール度はここまで高くない気もします。

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