今やおなじみボージョレ・ヌーボーとは、フランス ブルゴーニュ地方 ボージョレ地区の出来立て新酒ワインです。毎年解禁日は11月の第3木曜日と定められていて、ワイン業界にとっては1年で最大のイベントの1つ。普段ワインを飲まない方にも、この時ばかりは買ってもらおうと各社が毎年知恵を絞っています。
実は、Firadis WINE CLUBではボージョレ・ヌーボーは取り扱っておらず、今後取り扱う予定もございません。
その理由は「高い航空運賃が上乗せされたボージョレ・ヌーボーより、同じ値段かそれ以下ではるかに美味しいワインがたくさんあるから」です。「ボージョレはまずいから」ではありません。
また、ワイン業界にとってボージョレ・ヌーボーが大切なイベントであることも認識しています。ただ、皆様になるべく、価格に見合ったしっかりとしたクオリティーのワインを飲んで戴きたいと考えた時に、 ボージョレ・ヌーボーはお勧めしにくいのです。
ワインの輸入には、通常船便が使われます。 船便でワインを運ぶと、フランスから日本まで6~8週間ほどかかりますが、1本あたりの輸送コストは僅か数十円で済みます。 一方、航空便で運べば輸送期間は1日だけなので遥かに早いですが、コストは船便の何倍もかかります。1本あたり数百円~数千円になることだってあります。出来るだけ手頃な価格で提供するために、基本的には船便を使っているのですが、ボージョレ・ヌーボーはその年に収穫したブドウで仕込むワインをすぐに楽しむもの。しかも「解禁日」という縛りがあるので、どうしても航空便で運んでくるしか無い訳です。 さらに、普段航空便をそれほど使わないワイン輸入商社がこの時期にだけ航空貨物のスペースを確保したがるので、航空会社は当然高めの運賃レートを出してきます。 その結果・・・フランス国内ではせいぜい300-500円程度で買えるボージョレ・ヌーボーが、高い航空運賃を使って日本に持ってくると軽く6-7倍の価格になってしまいます。品質においては、どうしてもコストパフォーマンスが悪くならざるを得ない構造を抱えているのです。
さらに今年は例年にも増して、価格高騰が懸念されています。生産者価格の上昇やロシア上空の空輸ルート制限による輸送費の高騰、さらに円安が重なったことが原因で例年より大幅に価格が上昇しています。例年の1.5倍から、なんと2倍以上に値上げされるものまで。税込価格にして、4,000円台に到達してしまうものも多いようです。。
そうであるならば尚更、もちろんお祭りとしてフレッシュなワインを友人たちと楽しむのももちろん一興ですが、お家ではよりコストパフォーマンスの高い本格的な赤ワインを楽しんでみてはいかがでしょうか。
この特集では、本年のボージョレ・ヌーボーの価格を参考に、同価格帯で楽しめる軽やかでジューシーなスタイルのイチオシ赤ワインをご紹介いたします。ブルゴーニュワインを中心に、またブルゴーニュ以外でも同じスタイルの味わいで、価格に対する満足度が高いワインを選定しております。
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※日本マーケティングリサーチ機構調べ
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