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雨により生産量の増加が見込まれるスペインワイン

スペイン農業協同組合は、9月の収穫前に振った雨により、2022年は約100万hl (1億L)ものワインの増量に繋がったと発表しました。


この地域の農業ニュースサイト、Agronews Castilla y Leónのレポートによると、9月の雨は、スペイン全土で収量予測に影響を与え始めていた長期間の旱魃の後に降ったものだったといいます。2022年の夏は、西ヨーロッパの大部分で高温と少雨の時期が長く続きました。

 

スペイン協同組合のワイン部門の責任者であるFernando Ezquerroは、2022年は「珍しいヴィンテージとなった」と話しています。

「冬と春先の雨は、ブドウ畑の生育を良くするために重要な役割を果たしました。しかし、夏の過度の暑さにより、ブドウ畑は大きな水分ストレスを受けました。その結果、ブドウ房の重さに影響を与え、例年よりも軽くなっていたのです」

 

ところが、遅れて降った雨のおかげで房は重さを取り戻し、スペイン全土の収量が当初の予想より増加しました。ですが、気候変動の問題は、ワイン生産者を悩ませ続けています。

 

「今年の収穫は例年より2週間から3週間早く始まり、記憶にある中で最も早いものの一つです。そして気候変動により、こういったケースは増加傾向にあります” とEzquerroは付け加えています。

 

 

引用元: Rains boost Spanish wine production

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