フランス

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ブルゴーニュ出張報告 ~収穫期のオーセロワ地区、コート・シャロネーズ地区を巡る(営業 山口 要)

今秋ブルゴーニュを訪問しました。ブルゴーニュと言っても、今回の行き先はシャブリ南西のオーセロワ地区とコート・シャロネーズ地区。近年コート・ドールのワインの値上がりが著しいため、ブルゴーニュ好きが満足できる品質で価格が控えめなピノ・ノワールとシャルドネを探すことが出張の目的でした。 先に結論を申し上げてしまえば、今回は残念ながら目的に見合うワインは見つからなかったのですが、あまり日本では知られていな […]

アルザス出張報告 ~アルザスの格付けを巡る生産者や村々の動き(営業 池田 賢二)

フィラディスでは、コストパフォーマンスに優れ、テロワールの個性を楽しむことができ、何より素直に美味しいアルザスワインにこれまで力を入れてきました。 今回の出張では、既存ワイナリーの最新ヴィンテージの確認に加え、皆さまにご紹介するに足る高品質のピノ・ノワールを探してきたのですが、生産者訪問を続ける中で、とても興味深い現在のアルザスの動向を聞くことができました。 “アルザス=白”ではない?!ピノ・ノワ […]

ロワール出張報告 ~ミュスカデの現状と、“21世紀のフィラキセラ”と呼ばれるエスカEsca(営業 古川 康子)

2月の月初に、サロン・デ・ヴァン・ド・ロワールへの参加に合わせて、昨年より取扱いを始めました、ミュスカデのダヴィッド・エ・デュヴァレを訪問してきました。 ミュスカデの栽培面積は約6000haで、現在約700軒の栽培家がいるそうです。しかし、生産されるワインは、70%がネゴシアン、30%がドメーヌ詰め。まだまだ大量生産のネゴスワインが多いことがわかります。 ダヴィッド・エ・デュヴァレは、栽培家の4代 […]

シャンパーニュ・グランクリュの格付けが変わる?! -出張報告-(営業 池田 賢二)

こんにちは、営業の池田です。 現在フィラディスではグランクリュ・シャンパーニュにフォーカスした新しい生産者の発掘に 力を入れており、毎年複数回現地に赴き、数多くの生産者を訪問しています。今回は、昨年末の訪問で知ることのできたシャンパーニュの最新事情について幾つかお話したいと思います。 グランクリュの最新格付け シャンパーニュの格付け「エシェル・デ・クリュ」は、1919年に初めて導入され、当時は12 […]

シャンパーニュ出張報告 ~収量規定を超える?!シャンパーニュの収量実態 (営業 田中 琴音)

シャンパーニュの収量 シャンパーニュの収量が他の産地に比べると非常に多いことをご存じでしょうか? 先日シャンパーニュ委員会が発表した2014年の収量規定は、1ヘクタールあたり10,500kgです。ブドウ果の重量(キロ単位)でブドウが取引されるシャンパーニュでは当然なのでしょうが、キロ単位で規定値を出されても比較がしにくいため、分かりやすくヘクトリットルに換算してお話を進めたいと思います。 4,00 […]

ブルゴーニュ出張報告 ~若手の躍進と、見直すべき一級畑の魅力 (営業 曽束 仁寿)

3月の中旬に、2年に一度開催されるブルゴーニュ・ワインの大試飲会「Grands Jours de Bourgogne 2014」に参加してきました。この試飲会は、北はシャブリから南はコート・シャロネーズまでをカバーする大規模な試飲会で、アペラシオン毎に試飲会場が集約され、直接生産者がブースに立つ大変魅力的な試飲会です。 2012年ヴィンテージと天候への不安 今回試飲したヴィンテージは、2012年と […]

理想のプロヴァンスを求めて (営業 池松 絢子)

2年に1度開かれるローヌ、プロヴァンス、ラングドック、ルーションなど南仏のワインが一堂に集まる展示会“Vinisud”への参加する為、2月の末にフランス随一の学園都市モンペリエに行ってきました。出展者が1,200を超える想像以上に大きな展示会で、世界中から多くのバイヤーが集まっており、南仏ワインへの需要の高さを感じることができました。 今回私たちが探して来たのは、プロヴァンスです! 他の産地には目 […]

ヴァン・ジョーヌ、サヴニエールの真価に触れ、思うこと (営業 古川 康子)

みなさんは普段レストランで、どんなワインをどのようにお料理に合わせられますか?多くのフレンチレストランのワインリストは、シャンパーニュ、ボルドー、ブルゴーニュの3大地方が大部分を占めており、他の地方があっても、どうせボトルを頼むなら、ブルゴ-ニュのシャルドネ、ボルドーもしくはブルゴーニュの赤といったところでしょうか。 2月初旬、ジュラとロワールに行ってきました。そこで出逢えたワインについては、いず […]

ブルゴーニュ出張報告 オスピス・ド・ボーヌ&ブルゴーニュ2012ヴィンテージ (営業 池田 賢二)

11 月第 3 週、今年で第 153 回目となるオスピス・ド・ボーヌに参加してきました。 オスピス・ド・ボーヌは、11 月第 3 日曜日に世界各国のバイヤーや観光客などが、小さなボーヌ市内に集結する一大イベントです。このチャリティーオークションは、2005 年から世界的なオークションハウスであるクリスティーズが運営を任されるようになり、一般顧客も参加できるようにするなど積極的なプロモーションによっ […]

ローヌ出張報告 ~Cote Rotieについて (営業 池松 絢子)

9月の始め、まだ夏のバカンスの余韻を残す南仏マルセイユ空港から一路北へ向かい、ローヌへ出張に行ってきました。 目的はCote Rotieです。フィラディスとして、今後どのようなCote Rotieを皆様にご紹介するのがいちばんお役に立つのかを、明確にするために訪問してきました。 Rotieはフランス語で“焼けた”ということを意味し、その名前の影響もあってか、Cote Rotieはパワフルなワインだ […]