ブドウ

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ブルゴーニュ出張報告 ~収穫期のオーセロワ地区、コート・シャロネーズ地区を巡る(営業 山口 要)

今秋ブルゴーニュを訪問しました。ブルゴーニュと言っても、今回の行き先はシャブリ南西のオーセロワ地区とコート・シャロネーズ地区。近年コート・ドールのワインの値上がりが著しいため、ブルゴーニュ好きが満足できる品質で価格が控えめなピノ・ノワールとシャルドネを探すことが出張の目的でした。 先に結論を申し上げてしまえば、今回は残念ながら目的に見合うワインは見つからなかったのですが、あまり日本では知られていな […]

Riojaの品種の多様性と、『Rioja=テンプラニーリョ』となった背景を追う(営業 寺坂 和也)

皆さま、こんにちは。 今回のニュースレターでは、スペイン最大級の試飲会Fenavinで生産者から聞いた非常に興味深かったスペイン最上のワイン産地Riojaの歴史に伴う、ブドウ品種の歴史についてお話ししたいと思います。 『テンプラニーリョ・ブランコ』誕生の秘密 約5000種類もあるとされるワイン用のブドウ品種ですが、その成り立ち・誕生は様々です。元々土着として生育していたもの、交配などを行って品種改 […]

アルザス出張報告 ~アルザスの格付けを巡る生産者や村々の動き(営業 池田 賢二)

フィラディスでは、コストパフォーマンスに優れ、テロワールの個性を楽しむことができ、何より素直に美味しいアルザスワインにこれまで力を入れてきました。 今回の出張では、既存ワイナリーの最新ヴィンテージの確認に加え、皆さまにご紹介するに足る高品質のピノ・ノワールを探してきたのですが、生産者訪問を続ける中で、とても興味深い現在のアルザスの動向を聞くことができました。 “アルザス=白”ではない?!ピノ・ノワ […]

イタリア出張報告 ~モンタルチーノで出会った特殊な仕立て「フォーク」と「盆栽」とは?!(営業 青山マルコ)

Salve a tutti! 営業の青山マルコです。 このレターでも度々お伝えしていることではありますが、偉大な生産者たちは必ず何度も強調して「ワイン造りで一番重要なのは畑仕事である」と口にします。私はその言葉を聞くたびにいかに畑仕事が大事なのかを改めて実感します。MianiのEnzo Pontoni、ClericoのDomenico Clerico、QuintodecimoのLuigi Moio […]

モンタルチーノ ヴィンテージ情報(営業 青山マルコ)

Mastrojanni、IL Valentiano、Logonovoと3生産者から聞いた情報を元に、ヴィンテージ情報をお届けします。畑の位置やそれぞれの生産者によって状況は異なりますので、あくまで弊社取り扱いの3生産者の状況としてご認識ください。 ※★の評価は、モンタルチーノ協会から発表されているものです。 2010 ★★★★★ 5ツ星 春から低温多雨で成育が遅れ、開花時点で収穫量の減少が見られた […]

ロワール出張報告 ~ミュスカデの現状と、“21世紀のフィラキセラ”と呼ばれるエスカEsca(営業 古川 康子)

2月の月初に、サロン・デ・ヴァン・ド・ロワールへの参加に合わせて、昨年より取扱いを始めました、ミュスカデのダヴィッド・エ・デュヴァレを訪問してきました。 ミュスカデの栽培面積は約6000haで、現在約700軒の栽培家がいるそうです。しかし、生産されるワインは、70%がネゴシアン、30%がドメーヌ詰め。まだまだ大量生産のネゴスワインが多いことがわかります。 ダヴィッド・エ・デュヴァレは、栽培家の4代 […]

特別セミナー『テロワール概論 ~テロワールを理解する~』(講師:大越 基裕氏)

2015年第1号となる今回は、元銀座レカンシェフソムリエでワインテイスターとして活躍中の大越基裕氏に、弊社スタッフ向けとして監修頂いたテロワール概論セミナーの内容をご紹介いたします。 ワイン生産者、特にヨーロッパの生産者たちは、自身のワインやワイン造りを語る時には必ずテロワールに言及します。なぜなら、テロワールによって味わいが左右されるからです。 テロワールを理解すると、試飲しなくてもある程度その […]

アメリカ出張報告 ~コストパフォーマンスに優れたカベルネを探してワシントン州へ (営業 加藤 武)

昨年のアメリカ出張では良質なカベルネ・ソーヴィニヨンを探しにカリフォルニアのナパ・ヴァレーを訪れた結果、その価格の高さに撃沈されそうになりながらも、ナパらしさを十分に備えながら価格を抑えたバーロウや、セントラルコーストのテート・ドック等を見つける事が出来、皆さまにご紹介して参りました。 カリフォルニアだけでみれば十分にコストパフォーマンスに優れたワインを見つけられたかなと思っておりますが、カリフォ […]

シャンパーニュ出張報告 ~収量規定を超える?!シャンパーニュの収量実態 (営業 田中 琴音)

シャンパーニュの収量 シャンパーニュの収量が他の産地に比べると非常に多いことをご存じでしょうか? 先日シャンパーニュ委員会が発表した2014年の収量規定は、1ヘクタールあたり10,500kgです。ブドウ果の重量(キロ単位)でブドウが取引されるシャンパーニュでは当然なのでしょうが、キロ単位で規定値を出されても比較がしにくいため、分かりやすくヘクトリットルに換算してお話を進めたいと思います。 4,00 […]

スペイン出張報告 ~スペインでカベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネを探す (営業 戸谷 良子)

  皆さんこんにちは。スペイン担当の戸谷です。 3月31日から4月3日まで、スペイン・バルセロナで隔年開催されている展示会Alimentariaに行ってきました。今回の目的は、スペインワインの魅力をより多くの方に知っていただくために、まずは手に取っていただきやすい美味しいカベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネを探すことでした。   【スペインワインの魅力を知ってもらうために 】  […]