ピノ・ノワールの魅力
ブルゴーニュの代表的な黒ブドウとしておなじみ。冷涼な産地が生みだす香りと味わい。ワインにおける「エレガンス」「官能性」の両極を最も美しく同時に体現する、「魔性の品種」がピノ・ノワールです。この品種の魅力を純粋に楽しむため、ほとんどの場合は他の品種とブレンドせず、単一品種で赤ワインを造ります。
エレガンスをもたらす酸
ブドウとしての特徴は、「果皮が薄い」ことです。これにより色素やタンニンの含有量が少なくなるため、 ワインそのものの色も明るく透明度のある赤で、 味わいでは渋みよりも果実由来の酸味・ミネラル感が表に出てきます。なかでも特に重要なのは豊かに含まれる「酸」。これがピノ・ノワールをエレガントで長期熟成するワインたらしめるポテンシャルの要です。この酸の度合いに生産者たちはとても気を遣っています。
ブルゴーニュだけじゃない
『ピノ・ノワール』種の代表的な産地といえば、フランス・ブルゴーニュ。冷涼ながら夏の日中は十分に温暖で、一日や年間で寒暖差のある場所。これが基本的なピノ・ノワールの育成条件です。近年は品種交配・改良でさまざまな産地で栽培されていますが、それでも品質が優れているのはやはり冷涼な地域。ドイツやオーストリア、イタリア北部の標高の高いエリア、アメリカのカリフォルニアやオレゴン州。他にもオーストラリアのタスマニアやヤラ・ヴァレー、ニュージーランドのマールボロ、チリのカサブランカ・ヴァレーといった地域が有名です。
今回は4つの生産地で厳選したおすすめのワインをご紹介します。
お電話1本ですぐご注文!
通販専用フリーダイヤル
受付 / 10:00-17:00 (平日)
※お支払いは現金代引きのみ
※一般のお客様専用窓口です