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≪知っているとちょっとお得なワインマメ知識≫どんなワインにも合う万能ワイングラスは存在するのか?ワイングラス大実験VOL.2 レポート第1回2016/11/14

今回からのワインのマメ知識コラムは、質問コーナーをしばらくお休み致しまして・・・

フィラディス名物ワイン大実験!『グラス実験VOL.2』についてのレポートを数回に分けてお送り致します。

最近Firadis WINE CLUBのメルマガにご登録頂いた方は「なんのこと?」と思われるかもしれませんが、

フィラディスは社員3-40人総出で色々なワイン実験をするのを名物としているワイン会社なのです。

 

この『グラス実験』については、2016年7月に最初の実験を実施。

「ボルドータイプ」や「ブルゴーニュタイプ」等のグラスは、本当にそのワインにぴったりなのか??について実験・検証をしてみました。

 

詳しい結果については下の以前のコラムページを読んで戴ければと思うのですが、

「型」というのは、それぞれのワインが持つ味の構造上、最も大切な要素を上手に引き出してくれる、

ということに実験参加メンバー全員が納得することができました。

この実験については、Firadis WINE CLUB会員の皆様にも実際に体験して戴きましたね♪

 

そして今回の実験VOL.2は・・・

『ならば逆に、どんなワインにも使える“万能なグラス”は無いのか??』を検証する実験!!!

これはなかなか・・・いや、かなり実践的な内容でしょう?

グラスメーカーさんには営業妨害だと怒られるかもしれませんが、そんなことは良いのです 笑

 

自宅でワインを楽しむ用に、色々な形状のグラスを揃えている方はかなりのワイン好き。

大半の方は、気に入った1種類のグラスでワインを楽しんでいるのではないでしょうか。

ワイン専門でない飲食店さんだって、グラス1種類でやっているお店は沢山ありますしね。

食器棚の場所も取りますし、何より「○○型」グラスは決して安くはありません。

 

だからワインを飲み始めたばかりの方が

「最初からそんなに沢山のグラスを用意しないと楽しめないのか・・・」、

なんて思わなくても良いように、Firadisがある程度までは万能なグラスを見つけたい!

という使命感を持ってこの実験を実施するわけです。

必ずしも万能でなくても、「どのワインでも十分においしい」という一つが見つけられれば・・・というのが今回の実験で目指すゴールでした。

 

今回のシリーズもちょっと長くなりますので、

まず第1回はどんなものを用意した実験で検証しようとしたのか、までをお送りします。

結構長い続きものになってしまいますが、ご容赦のほどを・・・。

また、最初にお伝えしておきますが、

このメルマガでは今回の実験に参加した僕個人の実感について書かせて戴きます。

実験のちゃんとしたレポートは後日ちゃんとお届けしますので、もうしばらく待っていて下さい。

 

まず、今回用意したグラスは3種類。

1.ボルドータイプ(卵型で少し縦長)の小型グラス

2.ボルドータイプの大型グラス(①と同じ形で、容積が大きい)

3.ブルゴーニュ型(金魚鉢のようなバルーン型)の小型グラス

*ブルゴーニュ大型のバルーングラスを用意していないのは、

 「自宅(やお店)どれか一つだけを選ぶ」という時にそれを選ぶというのは想定しにくいから、です。

 

 

これら3つのグラスに、10種類のワインを用意して1本ずつ検証していきました。

用意したワインは、

<白ワイン3種>

・仏ロワールのソーヴィニヨン・ブラン種100% サンセール

・仏アルザス リースリング種100%

・仏ブルゴーニュ シャルドネ種100%

 

<赤ワイン7種>

・伊アブルッツォ モンテプルチアーノ種100%

・仏コート・デュ・ローヌ グルナッシュ種100%

・仏コート・デュ・ローヌ シラー種100%

・仏ブルゴーニュ ピノ・ノワール種100%

・仏ボルドー メルロ&カベルネ・ソーヴィニヨン

・スペイン・リオハ テンプラニーリョ種主体

・伊トスカーナ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

 

これら10種を1本ずつ3つのグラスに注いで飲み比べ、1本ずつ議論・検証していく、という流れです。

10本×3種類、30回の試飲を、集中して実施しました。

 

・・・とうことで第1回はここまで。

次回は、実験の中で僕たちが感じた「グラスによる味の変化」を報告致しますね。

 

もしご自宅に様々な形のワイングラスをお持ちで「グラス実験」が出来るならば、

飲み比べに最適な赤ワインTOP5セットでやってみると良いかと思います。

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ボルドー、ブルゴーニュ、イタリア、スペインと色々なタイプのワインが入っていますので、様々なケースを実験出来るかと思います。

 

やり方はシンプル、ひとつのワインを異なるグラスに入れて味わいを比べてみるだけです。

これ、別にちゃんとした「○○型」だけじゃなくても良いんですよ。

例えば普通のゴブレットとか、ビールグラスとか、お猪口とか、様々なグラスでやってみると、

「グラスによってワインの味が全く変わってしまうんだ」ということをはっきりと体感して戴けます。

ご興味持たれましたら、是非やってみてくださいね!

(*勿論1日で何種類もやるのは無理だと思いますので、飲む機会ごとに試して戴ければ良いと思います。)

 

Firadis WINE CLUB 店長 五十嵐 祐介