シャンパーニュをスマートに開けるには?

Column

シャンパーニュをスマートに開ける

8月に入りいよいよ夏本番ですね。
先週からシャンパーニュのご注文比率が急激に上がっているのに驚いています。
仕事が終わったら一刻も早く喉を潤したいと渇望するこの季節、さっさと家に帰って朝から冷やしておいた泡で乾杯、なんて最高ですよね。
そして夏休みには・・・昼間からシャンパーニュを楽しむという最高に贅沢な時間を過ごして戴きたいものです。

さて、この時期は特に、泡モノの保管・抜栓に配慮と注意が必要です。
冷えの甘い状態や、買ってから持ち運びをした直後のシャンパーニュを抜栓して、シャワーのように噴き出すシャンパンを浴びてしまったことのある方も多いのではないでしょうか??

僕は15年ほど前、パーティ用に買ったマグナムボトル(1.5Lの大瓶)のシャンパーニュを開けた際、半分くらいが噴き出してしまうというかなり勿体無い経験をしたことがあります。シャンパーニュの大きい瓶は、破裂を防止するためにガラスが非常に分厚く頑丈に作られているため冷蔵庫は勿論、氷水に入れてもすぐには十分に冷えてくれません。
しかも、パーティに持参する際に持ち運びで揺れてしまったシャンパーニュから噴き出す泡のパワー。
それは凄まじいものがありました。
勢いの強さで床に落とした瓶がグルグルと回転しながら部屋中にシャンパーニュを撒き散らし、大騒ぎになる映像が今でも記憶の中にしっかりと焼き付いています・・・。

ということで、今日はこの時期シャンパーニュを飲む際の事前準備のポイントをおさらいしましょう。

①まず、出来るだけ買ってきたその日のシャンパーニュは開けないほうが良いと思います。
買ってから1日2日落ち着かせるだけでも、噴きの可能性は大分減ります。
購入当日飲むならば、お店で買った状態(縦向きなら縦向き)を家まで維持し、冷蔵庫で冷やすなら寝かせて入れるのは避け、ポケットに入れて冷やしましょう。
出来れば氷水入りのバケツで冷やすことをお薦めします。
氷水に入れると、瓶の厚さにもよりますが大体1分で1度ずつ温度が下がって行きます。

②冷やす時間は長めに十分に。
店頭で常温販売されていたシャンパーニュは冷蔵庫で十分に冷えるまでは時間がかかります。
昼過ぎに入れても、冷えが甘いな、と思う場合もあると思います。
深めのワインクーラーやアイスバケツにたっぷりと氷水を入れて、瓶の首まで十分に浸しましょう。
浅いバケツで瓶の胴体部分だけを冷やすと、瓶上の冷えが甘く噴き出しやすくなります。
冷やしている途中でワインを上下に回して温度を一定にするのは、シャンパンシャワーを全身にたっぷりと浴びたいという贅沢な日にはお薦めですよ 笑。

③抜栓時にも出来るだけ角度を変えず、少しだけ斜めにしたくらいの状態で抜くことをお薦めします。
角度を変えないようにそっとアイスバケツから出してキャップシールを剥き取り、「ミュズレ」と呼ばれるコルクを抑えている留め金の「ねじり」だけをほどいて下さい。
(被っている金具をぐいぐいっと捻って外すと、その瞬間にコルクが飛び出すこともあります)。
そこに素早くタオルを被せてコルクを握り固定、瓶の底をグリップするように握って瓶自体を廻しながら開ける、というやり方もあります。

④シャンパーニュのグラス選び。
フルートグラスも良いですが、是非ボルドー型グラスなどでシャンパーニュを飲んでみてください。
シャンパーニュは様々な香り・味わい要素に加え、炭酸ガスを含む「要素の多いワイン」です。
大ぶりで口細のボルドータイプにシャンパーニュを注ぐことで香りがより良く感じられますし、ボルドーグラスの「集約する力」により、シャンパーニュの様々な要素の一体感が強く感じられます。
フルートグラスはスタイリッシュですが、実は香りを楽しむのには少々不向きです。
・・・だって何と言っても、鼻から液面までの距離が長すぎますから!

⑤シャンパーニュも、開けてからどんどん香りや味わいが開き、変化して行きます。
喉越しでグビグビ、スイスイ飲めてしまうのが泡モノの良いところでもありますが、是非1本をゆっくりと丁寧に堪能してみてください。
開けたてのフレッシュな柑橘類の香りの底から、新たなアロマが立ちあがってくる瞬間の驚き。
いつも飲んでいるあの1本の、知らなかった一面が見えるかもしれません。

以上、今回はちょっと基本的な内容になってしまいましたが、おさらいと思って読んで下されば幸いです。
「スパークリングは開けるのが怖い」という方、結構多いようですね。
何度か抜栓を繰り返して自分で失敗せずに開けられるようになると、何だかシャンパーニュが「自分のものになった」ように感じられます。
怖がらずに、パーティでも積極的に「抜き役」を引き受けましょう!!!

Firadis WINE CLUB 店長 五十嵐 祐介

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