WINE CLUB 30 店長ブログ 「なぜ、日本でだけロゼワインが流行らない?」2015/05/30
開業から2週間、Facebook等で色々な方からCLUB 30について情報発信して戴き、
お店を訪れて下さる方が開業直後の50倍!くらいに一気に増えました。
SNSの影響力・波及力って凄まじいな~、と驚きつつ、もう嬉しくて嬉しくて。
メンバーの皆さんに、CLUB 30のことを「いいお店だから、友達に紹介したい」と思って戴けるように、
商品やコンテンツの充実に努力したいと思います。
さて、前回はちょっと決意表明のようなお手紙だったのですが、
これからはこのお手紙では、知ってるとちょっとだけ役に立つワインに関する話題を書いていこうと思います。
まず今回は・・・「ロゼワイン」の話です。
なぜ、世界中で大ブームのロゼワインが、日本でだけ流行らないのか??
皆さん、今やヨーロッパを始め世界中では、白ワインよりロゼワインの方が売れているということはご存知ですか?
フランスのワインショップ、いや「カルフール」等のスーパーマーケットでさえ一目瞭然。
ワイン棚の広さは、かつての赤>白>ロゼから、赤>ロゼ>白に入れ替わっています。
南仏でヴァカンスを過ごすセレブリティたちがロゼワインを好んで飲むライフスタイルへの憧れから流行したのと、
赤白ワインよりも幅広い料理に合わせられる、とても便利なワインとして重宝されているんですね。
それなのに、何故か日本でだけはどうしてもロゼワインを飲む人が増えません。
ロゼ・スパークリングはその華やかさから人気が伸びていますが、通常のロゼはどうもぱっとしない。
それどころか、いまだにロゼワインは「ワインを分かっている人は飲まないワイン」の残念な扱いです。
これはどうやら、日本で初めてロゼワインが流行ったのが80年代バブルの頃、「マテウス」「ロゼ・ダンジュ」等の甘口ロゼワインからだったので、30年以上経った今でも「ロゼ=甘口」のイメージが強烈に残ってしまっているようです。
バブル期にワインを楽しまれた方々は、いまだにワイン市場の流れを左右する大事なお客様。
だからこそ、ロゼワインの多様性と本当のおいしさをしっかりとお伝えしないといけないんですけれどね。
(勿論、フルーティで甘いロゼもとても美味しいワイン!甘辛の中華料理なんかに合わせると最高に合います。)
一方で、こちらはさすがワイン感度の高いCLUB 30メンバーのお客様。
当店では、プロヴァンスの辛口ロゼ「カプリース・ド・クレモンティーヌ・ロゼ」が、なんと今ベストセラー第2位!
ベリーの味わいたっぷりのこのおいしいロゼを、この夏一押しの1本にしていきたいと思っています。
今週に入り気温はどんどん上がり、もう真夏のよう。
こんな時は、きりっと冷えたロゼワインで、気分だけでも南仏のヴァカンスを楽しみたいですよね。
横塚美穂さんご提案の、「タコとブラックオリーブ、ベビーリーフのサラダ」を合わせれば、
もうまさに南ヨーロッパの食卓です。
それでは、今週も皆さんのワインライフが楽しいものでありますよう!
Firadis WINE CLUB 30 店長 五十嵐 祐介
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