ワイン好きが旅行に行くときの楽しみ方 その1
ワイン好きなら、ワイン生産国に旅行に行って、ワイナリー見学をしたことのある方も多いと思います。
でも、お目当てのワイナリーがあったとしても、
見学に行くのが結構大変ではなかったでしょうか・・・?
ワイナリーというものは、当たり前のことですが都市部からは離れたところにあるものです。
例えば・・・フランスのボルドーで憧れの『シャトー・マルゴー』を観たいな、と思ったとします。
あなたは旅行日程の中に2日間、ボルドー滞在を組み込みました。
ボルドーに行くのは簡単です。
パリで飛行機を乗り継げば、2時間ちょっとでボルドーに到着。
空港から市内にはタクシーですぐ着きます。
さて、「ボルドー」という街に来たら沢山のシャトーが周りにありそうな感じもしますが、
市街地には当然ワイナリーは1件もありません。
有名シャトーが多いメドック地域やサン・テミリオン地域は、
ボルドーの街から数十キロも離れたところにあります。
だから、シャトーを訪れるときの交通手段は、基本的に自分で車を運転していくしかありません。
ボルドーからメドックなら、車で一般道をだらだらと1時間程度走っていくイメージでしょうか。
公共交通機関・・・バスも無くはないですが、本数が極端に少ないですし、
街道のバス停からだと、ワイナリーまでの距離は概して非常に遠いです。
一部の村には、近いところもありますけどね。
ということでレンタカーを借りて
(*相変わらず欧州のレンタカーはマニュアル車が主流ですので、AT限定免許の方は要注意です)、
運転の荒いフランス人の車に怯えつつ、田舎道を走っていくことになります。
カーナビも古いことが多いので、道路が新しく整備されていたとしても、
ナビ上は何もないところを走っているようにしか見えない・・・ということも結構あります。
春~秋なら良いですが、冬のワイン産地は雪深いので、
本当にどこを走っているのか分からなくなることもあります。
そしてやっとのことでワイナリーに到着。ようやく楽しい見学・・・と思いきや、
欧州も近年は酒気帯び運転に対して厳格になってきていますから、
ワインを試飲した後運転して帰ることはできません。
グループで行った時としても、運転者の方は見学ツアーの最後にワインを試飲することができません。
何のために来たのか・・・ということになってしまいます。残念ですよね。
さて、ワイナリー訪問・見学をするにはもう一つの手段があります。
それは「見学ツアーに参加すること」です。
ボルドーの市内や、ブルゴーニュの拠点となる街ディジョン、ボーヌなどなら必ず、
様々なワイナリー見学ツアーが運行されています。
バスに乗って1日かけていくつかのワイナリーを見学し、
都度試飲やワインの買い物もできる、というプログラム。
これなら運転の手間や心配もなく、安心してワインを堪能できる・・のですが、僕は正直あまりお勧めしません。
なぜなら、基本的にプログラムはツアー会社が組んだものですから、
自分が本当に見たい、行きたいワイナリーを選ぶことができないからです。
まして、所謂上級クラスのワイナリーが見学に組み込まれていることはありません。
日本のバスツアーで訪れる、お土産屋さんくらいの意味合いだと思って良いと思います。
(シャンパーニュの有名メゾン見学ツアーなどは例外的です)
こういったツアーでも勿論「フランスでワイナリーを見学した」という経験だけは残りますが、
本当にワイン好きの皆さんは決して100%満足することは無いんじゃないかと思います。
だから、博覧会に行くのもワインツアーの一つの選択肢としてお薦め致します!
今度のコラムでは、一般の方も参加できるワイン博覧会をご紹介します。
ボルドーで2年に一度開催されるワインの国際博覧会『VINEXPO』、
イタリア・ヴェローナで毎年開催される僕が一番好きな展示会『Vinitaly ヴィニタリー』など、
お薦めワイン博の様子をご紹介しますよ!
でも、お目当てのワイナリーがあったとしても、
見学に行くのが結構大変ではなかったでしょうか・・・?
ワイナリーというものは、当たり前のことですが都市部からは離れたところにあるものです。
例えば・・・フランスのボルドーで憧れの『シャトー・マルゴー』を観たいな、と思ったとします。
あなたは旅行日程の中に2日間、ボルドー滞在を組み込みました。
ボルドーに行くのは簡単です。
パリで飛行機を乗り継げば、2時間ちょっとでボルドーに到着。
空港から市内にはタクシーですぐ着きます。
さて、「ボルドー」という街に来たら沢山のシャトーが周りにありそうな感じもしますが、
市街地には当然ワイナリーは1件もありません。
有名シャトーが多いメドック地域やサン・テミリオン地域は、
ボルドーの街から数十キロも離れたところにあります。
だから、シャトーを訪れるときの交通手段は、基本的に自分で車を運転していくしかありません。
ボルドーからメドックなら、車で一般道をだらだらと1時間程度走っていくイメージでしょうか。
公共交通機関・・・バスも無くはないですが、本数が極端に少ないですし、
街道のバス停からだと、ワイナリーまでの距離は概して非常に遠いです。
一部の村には、近いところもありますけどね。
ということでレンタカーを借りて
(*相変わらず欧州のレンタカーはマニュアル車が主流ですので、AT限定免許の方は要注意です)、
運転の荒いフランス人の車に怯えつつ、田舎道を走っていくことになります。
カーナビも古いことが多いので、道路が新しく整備されていたとしても、
ナビ上は何もないところを走っているようにしか見えない・・・ということも結構あります。
春~秋なら良いですが、冬のワイン産地は雪深いので、
本当にどこを走っているのか分からなくなることもあります。
そしてやっとのことでワイナリーに到着。ようやく楽しい見学・・・と思いきや、
欧州も近年は酒気帯び運転に対して厳格になってきていますから、
ワインを試飲した後運転して帰ることはできません。
グループで行った時としても、運転者の方は見学ツアーの最後にワインを試飲することができません。
何のために来たのか・・・ということになってしまいます。残念ですよね。
さて、ワイナリー訪問・見学をするにはもう一つの手段があります。
それは「見学ツアーに参加すること」です。
ボルドーの市内や、ブルゴーニュの拠点となる街ディジョン、ボーヌなどなら必ず、
様々なワイナリー見学ツアーが運行されています。
バスに乗って1日かけていくつかのワイナリーを見学し、
都度試飲やワインの買い物もできる、というプログラム。
これなら運転の手間や心配もなく、安心してワインを堪能できる・・のですが、僕は正直あまりお勧めしません。
なぜなら、基本的にプログラムはツアー会社が組んだものですから、
自分が本当に見たい、行きたいワイナリーを選ぶことができないからです。
まして、所謂上級クラスのワイナリーが見学に組み込まれていることはありません。
日本のバスツアーで訪れる、お土産屋さんくらいの意味合いだと思って良いと思います。
(シャンパーニュの有名メゾン見学ツアーなどは例外的です)
こういったツアーでも勿論「フランスでワイナリーを見学した」という経験だけは残りますが、
本当にワイン好きの皆さんは決して100%満足することは無いんじゃないかと思います。
だから、博覧会に行くのもワインツアーの一つの選択肢としてお薦め致します!
今度のコラムでは、一般の方も参加できるワイン博覧会をご紹介します。
ボルドーで2年に一度開催されるワインの国際博覧会『VINEXPO』、
イタリア・ヴェローナで毎年開催される僕が一番好きな展示会『Vinitaly ヴィニタリー』など、
お薦めワイン博の様子をご紹介しますよ!
お電話1本ですぐご注文!
FAXでのご注文はこちら通販専用フリーダイヤル
受付 / 10:00-17:00 (平日)
※お支払いは現金代引きのみ
※一般のお客様専用窓口です