「ワインの保存に適正な温度は?」第39回 ワインはじめて講座
巻末コラム「CLUB30ワインはじめて講座」は、ワインを飲みはじめたばかりの方向けに、
「ワインとはなんぞや」を1からご紹介しているコラムシリーズです。
(過去の記事はWINE CLUB30に随時掲載していきますので、途中参加の方はそちらから!!)
前回はワインの輸送・保管時の温度管理についての話をスタートしました。
ワインセラーが無ければ、家の中で比較的涼しくて直射日光の当たらない場所に置く、でしたよね。
では「ワインの保存に適正な温度は本来どういう温度なのか?」について今回はお話しします。
家庭用のワインセラーは温湿度の設定が出来るかと思いますが、
温度設定は13~15℃、湿度を70%程に設定するのが一般的です。
この温湿度帯は、例えば上の写真のような欧州ワイン産地の地下セラーの環境に近いもの。
洞窟のように深く掘られ、土壁や岩のブロックで守られた地下セラーの温度は、
四季を問わず年中一定、上記の環境が守られています。
この環境変化のない理想的な場所で保管し続けられることで、
ワインは適正な「熟成」をしていきます。
そしてこの温度が所謂ワインの「常温」にも近しいということを、今回は併せて覚えておいてください。
「白は冷やして、赤は常温で飲む」という風に聞いたことがあるかと思いますが、
ここでいう「常温」は、夏は非常に蒸し暑い日本の住環境における「常温」ではありません。
つまり、赤ワインをこの「常温」で飲むとどんな味わいになってしまうのか・・・?
次回はそのあたりについて迫っていきます。
家で飲む赤ワインがもっとおいしくなる方法も、教えちゃいますよ!!
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