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終了時刻:2020年6月8日(月)午前09:59

「最大の魅力「食中酒」について」第71回 ワインはじめて講座

食中酒イメージ
巻末コラム「CLUB30ワインはじめて講座」は、ワインを飲みはじめたばかりの方向けに、 「ワインとはなんぞや」を1からご紹介しているコラムシリーズです。
(過去の記事はWINE CLUB30に随時掲載していきますので、途中参加の方はそちらから!!)

前回からは、「ワインと料理を合わせて楽しむ」という話、 ワインは単体で飲んでも勿論おいしく楽しめますが、 実はその最大の魅力は『食中酒』であること
お料理と合わせてこそ出会える魅力がいっぱい、 組み合わせを試せば試すだけ、新たな楽しさを発見できるお酒なんですよ。

ではまず、どんな料理とどんなワインが合うのか、そこに決まり事や法則はあるのか、 というところから話をしていきたいと思います。

ワインに全く興味のない方でも 「肉には赤ワイン、魚には白ワイン」なんて聞いたことがありますよね。
これを律義に守っている方がいらっしゃるかもしれませんが、 実はこれは「決まり事」ではありませんし、 そもそもワインと料理の組み合わせには決まり事というものが存在しない、と言っても良いです。

白ワインと合わせた方がおいしい肉料理だってありますし、 赤ワインとバッチリ合う魚料理、だってあります。
食材や調理法、ソースや使う香辛料、付け合わせによっても合うワインはどんどん変化しますので、 狭い決まりごとの中だけで選択をしていても、 本当においしい組み合わせには決して出会えない、ということです。

勿論、ワインと料理の組み合わせの中には、 「全く合わない、これはひどい」というものもありますが、 色々な組み合わせを試せば試すほどそこに結構広いキャパシティがあることに気付いてきます。
そしてそこに「決まり事はないけれど、コツはある」、ということを感じていくはずです。

次回からは、この「合わせるコツ」というところにフォーカスしていきたいと思います。

今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!

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