「マリアージュのケーススタディA」第78回 ワインはじめて講座
巻末コラム「CLUB30ワインはじめて講座」は、ワインを飲みはじめたばかりの方向けに、
「ワインとはなんぞや」を1からご紹介しているコラムシリーズです。
(過去の記事はWINE CLUB30に随時掲載していきますので、途中参加の方はそちらから!!)
さて、前回は年末年始のお楽しみ的に、
マリアージュのケーススタディ的を2つほどご紹介しました。
沢山の方がマリアージュの作戦を考えて戴いたようで、
お休みの間にメールで回答を下さったお客様もいらっしゃいました。
積極的にご参加戴き、ありがとうございました!!
それでは、ご参考までにマリアージュを一つご提案致しますね。
【ケーススタディA】
・土曜の夕方にインターホンが鳴りました。
ご近所の釣り好きの方から、なんと今日釣れたばかりのヒラメのおすそ分け。
「新鮮だから、刺身で食べるとおいしいですよ!」と、わざわざ綺麗にお造りにして持ってきてくれました。
さて、それでは今夜はどんなワインを開けますか??
そしてその時に、お刺身にはどんな薬味を加えますか?
【参考まで:ケーススタディAへのFiradis WINE CLUBのご提案】
●淡泊だけど旨みのあるヒラメのお刺身は、薄造りでも歯ごたえある食感・プリプリ感があります。
まずはこのテクスチュアに合わせ、ワイン自体に張りと角があるようなものを選びます。
●そこで僕が選ぶワインは、ロワールのソーヴィニヨン・ブラン100%辛口白ワイン。
例えば『サンセール』『ヴァランセ』など。
シャープで切れのあるスダチやレモン的な酸味、そしてミントや夏草を想わせる風味が特徴です。
白身魚の刺身と言えばこの地域のソーヴィニヨン、
と言われるくらいの定番ですので、このワインをセレクトした方も多いと思います。
●さて、このワインの特徴に刺身の味を更に近付けるために、少し「中継ぎ」を用意しましょう。
山葵醤油にレモンを少量、刻み大葉を加え、まずは双方の香り・味わいの方向性が同調。
そして、ヒラメ自体の旨味・甘味、醤油の塩味と旨味、薬味の酸味と少しの苦味が加わり、
五味の揃ったマリアージュが完成しました。
どうでしょう、皆さんの考えたマリアージュ案と似ているところはありましたか??
是非「こんなマリアージュはどうでしょう」など、メールで投稿くださいね。
次回はケーススタディBについて、Firadisからのアイディア提案です。
今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!
お電話1本ですぐご注文!
FAXでのご注文はこちら通販専用フリーダイヤル
受付 / 10:00-17:00 (平日)
※お支払いは現金代引きのみ
※一般のお客様専用窓口です