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終了時刻:2020年6月8日(月)午前09:59

「アルバリーニョ種について その2」第116回 ワインはじめて講座

アルバリーニョ種
巻末コラム「CLUB30ワインはじめて講座」は、ワインを飲みはじめたばかりの方向けに、「ワインとはなんぞや」を1からご紹介しているコラムシリーズです。
(過去の記事はWINE CLUB30に随時掲載していきますので、途中参加の方はそちらから!!)

「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、『アルバリーニョ』種第2回です。
前回は主にこの品種が栽培されている地域、スペイン北西部のガリシア地方にある「リアス・バイシャス」について書きました。
このブドウは果皮が非常に厚くなる
ため、この地域のように大西洋岸の非常に暑い場所でも栽培することが可能です。

この品種を使ったリアス・バイシャス産ワインの典型的な香り特徴は、桃や蜜たっぷりの林檎など、「木に生る、中心に種のあるフルーツ」系統の香りが前面に出てくること。
やはり非常に暑い地域で栽培されているため、フレッシュな柑橘類系のアロマよりも、濃厚で甘い果実のイメージが第一印象として残ります。

但し、味わい的にはこういった果物のあまーい印象を期待していると・・・そこは意外性を持って裏切られます。
大西洋沿岸部の、塩を多く含む土壌で育ったブドウはミネラルが豊富で骨太、酸もしっかりと存在していて実にメリハリのあるクリスピーな印象です。

ほのかな「甘塩っぱい」感じもあり、これが実に個性的。
最近よく使われるテイスティング用語では、「Salty ソルティ」なワイン、などと表現されることも多く、その実にユニークな個性で注目を集め、人気が急上昇しています。

「はじめて講座関連ワイン」はこれ!
Firadis WINE CLUBでも常に人気の、リアス・バイシャス地区産アルバリーニョ100%ワインです。
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≪はじめて講座関連ワイン:この品種の「塩っぽさ」とミネラル感が正しく出た1本!≫
トマダ・デ・カストロ グラン・リバド・アルバリーニョ
『トマダ・デ・カストロ グラン・リバド・アルバリーニョ』
(スペイン/リアス・バイシャス産白ワイン
ブドウ品種: アルバリーニョ種100% / ステンレスタンク6ヶ月熟成)
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https://firadis.net/item/34.html
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それでは今回はこのへんで。
次回は『アルバリーニョ』種最終回、この品種のワインと合わせておいしい料理や、産地の郷土料理をご紹介したいと思います!
ここでも「塩っぽさ」がキーワードになってきますので、ここだけは覚えておいてくださいね。

今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!

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