実験

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フィラディス実験シリーズ第15弾『ボトル(750ml) vs マグナム!!熟成後の味わいはどう変わるのか?』(営業 白戸 善紀)

今回の実験では、主に750mlボトルとマグナムを比べ、「ボトルサイズの違いによって熟成後のワインの味わいは変わるのか?変わるのであればどう変わるのか?」を検証していきます。 そもそもワインの熟成とは、色調が赤ワインでは紫色から褐色へ、白ワインでは緑から黄色、更に濃くオレンジがかった色へと変わり、香りはフルーツ系からノンフルーツ系の要素がより目立つようになって複雑さが増します。果実味は落ち着き、酸味 […]

フィラディス実験シリーズ第13弾『万能なワイングラスを探せ!』(営業 笹井 涼乃)

今回の実験のテーマは、『万能のワイングラスとは?』です。 以前(2016年7月号)、『ボルドー型グラスやブルゴーニュ型グラスが、本当にそのワインに合っているのか?』という検証を行いましたが、その際にワイングラスの形状によって香りや味わいが違うことを明らかにしました。そして、“ワインに対して求めるもの”によってワイングラスを使い分けることが有効だと提言をさせていただきました。 ≪前回のまとめ≫ グラ […]

フィラディス実験シリーズ第12弾『冷蔵庫での保管はワインを劣化させるのか?』(営業 池田 賢二)

ワインの保管には、温度、湿度、匂い、光や振動の有無など様々な条件があります。その全てをクリアするという意味で、ワインセラーは理想的なアイテムです。しかし、レストランにおいてもご家庭においても、セラースペースの確保は悩みの種。ベストな保管方法ではないと理解していても、止むを得ず冷蔵庫で保管されている方も多いのではないでしょうか。 では、セラー保管と比べて冷蔵庫保管はどれほどワインに影響を与えるのでし […]

ボルドー型、ブルゴーニュ型・・・『○○型ワイングラス』は、本当にそのワインに最適な形なのか?(リテール事業部 五十嵐 祐介)

株式会社フィラディスのインターネットストアを運営している、リテール事業部の五十嵐と申します。 今回は、レストラン様も一般消費者も非常に強い関心を持っていらっしゃるワイングラスを取り上げます。テーマは、「ボルドー型グラスやブルゴーニュ型グラスが、本当にそのワインに合っているのか?」です。昨今グラスメーカーが意欲的に提案している『ワインの香り・味わいとグラス形状の関係性』について、客観的に検証した実験 […]

フィラディス実験シリーズ第10弾『ワインの「添加物」徹底研究 Part 2 -SO₂(二酸化硫黄)』 (営業 中小路 啓太)

前回の添加物実験ではタンニン、アラビアガム、補糖、補酸などの添加物に関して取り上げました。今回のテーマはワインの添加物として最もメジャーな「酸化防止剤=SO₂(二酸化硫黄)」です。 添加物の中でもその使用に関して議論されることが多い酸化防止剤ですが、その添加量によって味、香りにどういった変化が起きるのかに焦点を当てて実験を行いました。 【SO₂ 概要】 ●そもそもSO₂ とは何か? まずは、「酸化 […]

【フィラディス実験シリーズ第8弾】ワインの「添加物」 徹底研究 Part 1 -タンニン・アラビアガム・補糖・補酸(営業 松本 好平)

今回の実験のテーマは、耳にしたことはあってもその実態はよく知られていない、ワインに加えられることのある「添加物」についてです。代表的ないくつかの添加物を取り上げ、実際にワインの味わいにどのような影響を与えるのかを検証してみたいと思います。 多くの方が“ワインの添加物”と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、ワインの裏ラベルに記載のある「酸化防止剤(亜硫酸塩もしくは二酸化硫黄、SO₂)」ではないでしょうか? […]

【フィラディス実験シリーズ第6弾】 本格的な夏到来間近!今、最も気になる“熱劣化”を徹底検証(営業 白戸 善紀)

今回の実験のテーマは、真夏の到来を控えた今だからこそ気になる『熱によるワインの劣化』です。   フィラディスでは、各国のワイナリーからワインをピックアップしたところから、船での輸送はもちろん船積みを待つ間などの僅かな時間も常に温度管理を徹底し、お客様のお手元に届くまで細心の注意を払っております。全ては熱によってワインの美味しさが損なわれるのを防ぐためです。では、熱が入ってしまったワインはどのような […]

【フィラディス実験シリーズ第4弾】 『液面の高さ』はどこまでが許容範囲なの? (営業 山口 要)

  実験シリーズ第4弾となる今回は、日頃オールドヴィンテージのワインを多く取り扱う弊社ならではの実験として、ワインの液面低下をテーマに『液面の高さ』はどこまでが許容範囲なのかを検証したいと思います。 皆さまもオールドヴィンテージのワインを購入される際に、あまりに液面が低いと液漏れや状態不良の可能性を心配するとともに、どの程度まで気にするべきなのか悩んだ経験があるのではないでしょうか。 液 […]

いま狙うべきボルドーのオフヴィンテージはどれだ?確かめてみました! (営業 池松 絢子)

突然ですが、昨今のボルドーの価格、やっぱり高いですよね。2000年のCh. Cos d’Estounelが今の卸値で、いくら位だと思われますか? 2万円オーバーです。高い。そんなにするの?という声が聞こえます。1994なら1万円ちょっと、2002、1998なら1万3千円弱と、ほとんど半額です。 いわゆるグレートヴィンテージがとにかく高い原因はご存知の通りいろいろありますが、それをここでいくら考えて […]

船便VS航空便、本当はどっちがいいの? ~比較実験してみました! (営業 古川 康子)

ワインに携わる以上、コンデションにこだわらない人は、おそらくいないはずです。私たち輸入業者がそこに徹底してこだわることは当然のことです。私たちも日頃、「航空便はやっぱりコンディションがいいよね」等々お話を伺うことはよくあります。もちろん反対の意見の方もいらっしゃるわけです。 Firadisニュースレター2011年11・12月号において輸入担当の鈴木から、ワイナリーからフィラディス倉庫までの輸送の流 […]