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「ワイン用ブドウは食べられるのか?」 第5回 ワインはじめて講座

ブドウ

巻末コラム「ワインはじめて講座」は、 ワインを飲みはじめたばかりの方向けに、「ワインとはなんぞや」を1からご紹介していくコラムです。
電車一駅分の移動時間で気軽に読める内容で掲載していきますので、 ちょっとしたお手すきの時に読んでくださいね。
初心者以外の方でも「意外に見落としていた」なんていうことを発見して戴ける・・・かもしれません。

さて、前回はワインを造るブドウには品種が色々とあって、 品種ごとに皮の厚さなどが異なるために香りや味わいが変わる、というお話を致しました。
そして今日から具体的に品種を一つ一つ紹介・・・と思ったのですが、 まずはこの疑問に答えておかねばなりません。

「ワイン用のブドウは、食用のブドウと全く違うんですか?
ワイン用ブドウを食べたりはしないんですか?」

確かに、そこはとても大切なポイントでした!

ワイン用のブドウと食用のブドウは、生物学上は一応違う種に属しています。
まあ、正直あまり覚える必要はないですが、 ワイン用ブドウは『ヴィティス・ヴィニフェラ』と呼ばれるヨーロッパ由来のブドウ品種。
「ヴィニフェラ」はまさに「ワインにする」というような意味合いです。

一方で主に食用とされるのは『ヴィティス・ラブルスカ』というアメリカ系のブドウ品種です。
「コンコード」などの品種がここに含まれています。
日本でもポピュラーな「デラウェア」や「巨峰」は、ヴィニフェラとラブルスカの交雑種ですね。

ワイン用ブドウは食べられるの?酸っぱくて食べられなかったりしないの?
という疑問も良く聞かれることですが、もちろん、食べられます。
それどころか、食用よりも甘いくらいです。
なぜなら、糖度が高くないと、糖から造られるアルコールが十分に生成されないからです。

だから、ワイナリーのブドウ畑で食べるブドウは、すごく甘いですよ。
特に、良いワインの原料ブドウほど、甘過ぎるくらいで食べ続けるのが大変かもしれません。

では次回からいよいよ、色々なブドウ品種について書いていこうと思います。
今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!