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終了時刻:2020年6月8日(月)午前09:59

「ワインラベルの読み方 その3」第18回 ワインはじめて講座

ワインのラベル
巻末コラム「CLUB30ワインはじめて講座」は、ワインを飲みはじめたばかりの方向けに、
「ワインとはなんぞや」を1からご紹介しているコラムシリーズです。
(過去の記事はWINE CLUB30に随時掲載してきますので、途中参加の方はそちらから!!)

3回目となりました「ワインのラベルには何が書いてあるか」。
前回は、ラベルに表記されている年号が「ヴィンテージ」で、それは「ブドウの収穫年」だという話をしました。

では今日は同じラベルの真ん中辺に書いてある「どこで」の部分に注目しましょう。
このラベルには大きく『BOURGOGNE』と書かれているのが見つかりますよね。
これが『ブルゴーニュ』で作られた、という意味です。

そしてもう1か所、産地に関する記述があります。
2行下には『Appellation Bourgogne Controlee』という表記があるのが見つかるでしょうか。
これが「ブルゴーニュの産地で造られたことが認定・保障されています」という意味です。
Appelationが「原産地」、Controleeは「コントロール=管理された」という意味です。

例えばこればボルドーワインなら、大きく『BORDEAUX』と書かれた下に、 『Appelation 【Bordeaux】 Controlee』と表記されます。
真ん中の【 】部分にそのワインの産地名が入り、 そこで造られたことが保証されているワインですよ、と表示していくルールは、 フランスワインなら共通となっています。

ワインが産地名を名乗る際にはこのような表記法が必須ですので、 この真ん中の部分を見れば「どこで造られたか」がすぐに判別できるわけですね。

これで、「いつ、どこで」造られたか、が読み取れました。
次回も引き続き、ラベルの読み方をご紹介していきますよ。

今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!


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