「ワインラベルの読み方 その4」第19回 ワインはじめて講座
巻末コラム「CLUB30ワインはじめて講座」は、ワインを飲みはじめたばかりの方向けに、
「ワインとはなんぞや」を1からご紹介しているコラムシリーズです。
(過去の記事はWINE CLUB30に随時掲載してきますので、途中参加の方はそちらから!!)
3回目となりました「ワインのラベルには何が書いてあるか」。
前回は、ラベルに表記されている年号が「ヴィンテージ」で、それは「ブドウの収穫年」だという話をしました。
では今日は同じラベルの真ん中辺に書いてある「どこで」の部分に注目しましょう。
このラベルには大きく『BOURGOGNE』と書かれているのが見つかりますよね。
これが『ブルゴーニュ』で作られた、という意味です。
そしてもう1か所、産地に関する記述があります。
2行下には『Appellation Bourgogne Controlee』という表記があるのが見つかるでしょうか。
これが「ブルゴーニュの産地で造られたことが認定・保障されています」という意味です。
Appelationが「原産地」、Controleeは「コントロール=管理された」という意味です。
例えばこればボルドーワインなら、大きく『BORDEAUX』と書かれた下に、
『Appelation 【Bordeaux】 Controlee』と表記されます。
真ん中の【 】部分にそのワインの産地名が入り、
そこで造られたことが保証されているワインですよ、と表示していくルールは、
フランスワインなら共通となっています。
ワインが産地名を名乗る際にはこのような表記法が必須ですので、
この真ん中の部分を見れば「どこで造られたか」がすぐに判別できるわけですね。
これで、「いつ、どこで」造られたか、が読み取れました。
次回も引き続き、ラベルの読み方をご紹介していきますよ。
今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!
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