「ワインの熟成について」第24回 ワインはじめて講座
巻末コラム「CLUB30ワインはじめて講座」は、ワインを飲みはじめたばかりの方向けに、
「ワインとはなんぞや」を1からご紹介しているコラムシリーズです。
(過去の記事はWINE CLUB30に随時掲載してきますので、途中参加の方はそちらから!!)
前回までは6回に渡って「ワインのラベルには何が書いてあるか」についてご説明を致しました。
そしてそのシリーズの最後で紹介したのは、
ラベルに書かれた「Eleve en fut de chene=樽で熟成させています」。
今回からは、この「ワインの熟成」について知って戴こうと思います。
「ワインは、寝かすほど良くなるんでしょう?」
ワイン初心者の方や、大変失礼ながら年配のお客さまからそう聞かれることがよくあります。
ここはもう迷わず断言しておきますが、それは間違いです。
整理しますので、下記のように理解して頂ければと思います。
- まず「熟成させる、寝かせておくべきワイン」と、「寝かさない方が良いワイン」が存在します。
- 「熟成させるべきワイン」には、ワインごとに「ふさわしい熟成期間」があります。
ふさわしい熟成期間を寝かせたワインは、熟成しておいしくなり、飲み頃を迎えます。
逆にその期間より短い・長い時間寝かせている場合は、そのワインの100%のおいしさは発揮されません。 - 「寝かさない方が良いワイン」を長く寝かせると、 ワインが経年劣化してしまい、美味しく飲めなくなります。
つまり、何でもかんでも寝かせておくのは今すぐやめましょう、ということです。
リビングのサイドボード、
何年も前のお歳暮に戴いたワインを飾り物のように置いている方、いらっしゃいませんか???
ということで次回から具体的に「ワインを熟成させる/させない意味」についてお話していきますね。
今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!
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