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終了時刻:2020年6月8日(月)午前09:59

「ボルドーの5大シャトーについて」第27回  ワインはじめて講座

ボルドーワインのイメージ

巻末コラム「CLUB30ワインはじめて講座」は、ワインを飲みはじめたばかりの方向けに、 「ワインとはなんぞや」を1からご紹介しているコラムシリーズです。
(過去の記事はWINE CLUB30に随時掲載してきますので、途中参加の方はそちらから!!)

ワインの「熟成」についての話を4回ほど書いたところで、一旦閑話休題。
前回ちらっと「長く寝かせるべきワイン」の典型として触れた 「ボルドーの5大シャトー」についてご紹介したいと思います。
いきなり例に出ても、分からないですもんね。失礼しました!!

さて、まず「5大シャトー」と呼ばれるシャトーの名前、並べてみますね。

  • シャトー・ラフィット・ロートシルト
  • シャトー・マルゴー
  • シャトー・ラトゥール
  • シャトー・オー・ブリオン
  • シャトー・ムートン・ロートシルト

たぶん、2番目の「マルゴー」は誰でも聞いたことのある名前だと思います。

さて、この「5大シャトー」は全てフランス・ボルドー地方でワインを生産するワイナリーで、
「第一特別級」という最高ランクの格付を与えられています。

ここでいう「シャトー」とは、フランス語で「お城」の意味
古くからその地域の領主・地主が城を構え居住し、 所有する畑を小作人に管理させてワインを造っていた・・・
という非常に歴史の長い生産者が「シャトー・○○」には多いです。

ここで重要なのは「シャトー」と名乗るためにはちゃんと「お城があること」が条件。
城もなく、ただの小屋でワインを造っているのに、 『シャトー・イガラシ』なんて勝手に名乗ってはいけない、ということです。

今日はまず、5大シャトーの名前と、「シャトー」の意味だけ覚えておいてください。
次回は「特1級」とはどういう意味か・・・をご紹介しますね。

今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!


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