「ワインのおいしい楽しみ方 その2(ワインが開くまでの目安)」第43回 ワインはじめて講座
巻末コラム「CLUB30ワインはじめて講座」は、ワインを飲みはじめたばかりの方向けに、
「ワインとはなんぞや」を1からご紹介しているコラムシリーズです。
(過去の記事はWINE CLUB30に随時掲載していきますので、途中参加の方はそちらから!!)
前回は「ワインが開いている / 閉じている」という言い回しについて。
この言葉は、栓を抜いたワインが
「飲んでおいしい状態になっているか、それともまだか」を表現したもの。
「ワインは開けてもすぐ飲まない方が良いですよ・・・」というところまで、覚えて戴いたと思います。
じゃあ実際にはどうやって飲めば良いのか、というちょっとしたテクニックを今回は覚えてください。
「ワインが開く」化学的なメカニズムの詳細までは、別に知る必要はありませんから。
さて、ここでいうテクニックは、
「ワインは、開けたらある程度待つ=飲むしばらく前に開けておく」だけです。
このひと手間をかけるだけで、開けたばかりよりもワインがずっとおいしく楽しめるようになります。
事前準備の大体の目安ですが、普通の家飲みで楽しむ価格帯のワインですと
- 1,000円台までのカジュアルな赤白ワインは、飲む15-30分くらい前には開けておく
- 1,500~3,000円位までの重くない赤ワイン、白ワインは、1時間くらい前に開けておく。
- 同じ価格帯で、ボルドーやスペイン、カリフォルニアなど重めの赤ワインは、90分-2時間くらい前には開けておく
くらいの感覚で理解しておいてください。
ヴィンテージが若い/古い、
高価格帯の非常に濃く力強いスタイルのワインなどは適正抜栓時間が変わりますが、
どんなワインでも総じて30分前には開けておいて良いと思います。
大事なことですが、
一旦コルクやスクリューを開けて開栓して空気に触れさせたら、
その後はコルクを再度挿しておきましょう。
埃・ゴミが入ってしまうのを防ぐためです。
それでは今日はこの辺で。
今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!
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