「ワイングラスには何を選べばいいの? その2」第45回 ワインはじめて講座
巻末コラム「CLUB30ワインはじめて講座」は、ワインを飲みはじめたばかりの方向けに、
「ワインとはなんぞや」を1からご紹介しているコラムシリーズです。
(過去の記事はWINE CLUB30に随時掲載していきますので、途中参加の方はそちらから!!)
実は「飲むワインの産地やブドウ品種、味わいスタイルに応じて使い分ける」
ために形状が異なっています。
「同じワインなのに、種類によってグラスを使い分ける」
という考え方はあまり馴染みがないかもしれませんが、これが実は非常に大きな意味を持っています。
同じワインを異なる形状のグラスに注いで比較試飲するとはっきりと分かるのですが、
全く違う味わい、ほぼ別のワインのように感じられるようになります。
例えば極端な例ですが、ワイングラスと普通のタンブラーグラスで飲み比べてみてください。
同じワインでも、感じる味わいは全く異なるのが誰でもすぐに感じられるはずです。
これはグラスごとに
「強調される味わいのポイント(例えば渋み、とか酸味、とか)」が異なるためです。
このグラスだとワイン全体が引き締まり、タンニンを強く感じるようになる、とか、
こちらのグラスだと全体が柔らかく広がりを持つので、渋みをあまり感じない、という具合。
つまり、「そのワインのいちばんおいしいポイント」が正しく引き出されるように、
使うグラスを選ぶ、という訳です。
では、次回は引き続いて「ワイングラスの色々」について書いていきたいと思います。
今回覚えておいて戴きたいのは、とりあえず
「同じワインでも、注ぐグラスによって飲んだ時の味が変わる」ということ、この1点だけでOKですよ。
今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!
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