タイムセール開催中!

終了時刻:2020年6月8日(月)午前09:59

「ワイングラスには何を選べばいいの? その3」第46回 ワインはじめて講座

ワイングラス
巻末コラム「CLUB30ワインはじめて講座」は、ワインを飲みはじめたばかりの方向けに、 「ワインとはなんぞや」を1からご紹介しているコラムシリーズです。
(過去の記事はWINE CLUB30に随時掲載していきますので、途中参加の方はそちらから!!)

ワイングラスに関する話、3回目となりました。
前回は「同じワインでも、注ぐグラスによって飲んだ時の味が変わり」
そのために「ワインの味わいタイプごとに、適正なグラスがある」という内容でした。
今回から、上のグラス画像を見て戴きながら代表的な3つのグラスについて覚えて戴きたいと思います。
(*テキスト版の方は画像を見て戴けず申し訳ないのですが、あとで用語をネット検索してみてください)

第44回で、画像に掲載されているグラスで一つだけ選ぶなら左から4番目のグラス、
とご紹介しました。
これはいわゆる「ボルドー型」グラス(の中で、比較的大きめ)と呼ばれるものです。

このグラス、機能的な面から説明をしますと
「ワインの様々な味わい要素をギュッと凝縮・集約し、濃い味で飲ませてくれるグラス」です。
完熟した果実の凝縮感やタンニン(=渋み要素)を、より濃く・強く感じさせてくれるグラスです。
だから当然、重く濃厚なタイプのワインを飲むのに適しています。
つまりカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロ種を使ったボルドーワインをおいしく飲ませてくれるので、
「ボルドー型グラス」と呼ばれるようになったわけです。

「ワインをより濃く・強くしてくれる」。
これはつまり、軽めのワインも本来以上に凝縮感を出してくれる、ということ。
安いワインでも、大きめの良いグラスで飲むと実力以上のおいしさに・・・ちょっとお得な感じですよ 笑

では、次回は左から6番目のグラス「ブルゴーニュグラス」についてご紹介しますね。
もし2つ以上グラスを揃えられるのなら、
左から6番目のグラスを加えた2種類を持っておけば、大体どんなワインでも適正に楽しめますので!

今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!

*この「グラス比較」については、
11月最終週水曜日配信のメールマガジンから、アーカイブコラムで更に詳細な記事を掲載します。
そちらを読んで戴くと、より詳しく理解できると思います!


第47回 ワイングラスには何を選べばいいの? その4>>