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終了時刻:2020年6月8日(月)午前09:59

「ワイングラスには何を選べばいいの? その5」第48回 ワインはじめて講座

ワイングラス

巻末コラム「CLUB30ワインはじめて講座」は、ワインを飲みはじめたばかりの方向けに、
「ワインとはなんぞや」を1からご紹介しているコラムシリーズです。
(過去の記事はWINE CLUB30に随時掲載していきますので、途中参加の方はそちらから!!)

前回までは「ボルドー型/ブルゴーニュ型」という形状の異なる2種類のワイングラスについて、
それぞれのグラスが引き出す味わいの特徴を軸にご紹介を致しました。
今回からは続いてシャンパーニュ、スパークリングワインなど、 炭酸ガスを含んだワイン用のグラスについてご紹介をしていきたいと思います。
パーティなどで使うとてもスタイリッシュな細長いグラス・・・皆さん使ったことがあると思います。

泡もの用のグラスにも、上の画像のように様々な形のものがあります。
左側がいわゆる『フルートグラス』と呼ばれるもので、 ビストロやスペインバルなどカジュアルなお店などで泡ものを楽しむときに使われる形。
右側が『チューリップグラス』と呼ばれるもので、 ボルドー型グラスの小型版のように少しグラスの先が窄まっている形です。
真ん中は、その中間のタイプですね。

今日はまずこの3つの中だったらどれを選ぶべきかをお薦めするのですが、
ここは迷わず、右側のものがベストです。
または真ん中のもの、つまり少しでも口細になっていて、 あまり縦に長過ぎないものものを選んで戴きたいと思います。

左のように長細くまっすぐな形状のグラスだと、 折角のワインの香りがグラス内に滞留しないので、香りを楽しむことができません。
そしてそもそも、グラスに鼻を近づけて香りを取ろうと試みても、単純に距離が遠くて香りが取り辛い。
グラスに並々と注げば距離は近くなりますが、 グラスを廻して香りを立てる、ということはできなくなります。
スパークリングワイン、シャンパーニュも、 普通のワインと同様に香りと味わいを両方楽しむもの。
折角の素晴らしい香りを楽しめないグラスじゃ、魅力が半減・・・いや、もっと少なくなってしまいますよ。

次回ももう少し、泡もののグラスについて書きたいと思います。

今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!


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