「ピノ・グリージョ種について」第104回 ワインはじめて講座
巻末コラム「CLUB30ワインはじめて講座」は、ワインを飲みはじめたばかりの方向けに、「ワインとはなんぞや」を1からご紹介しているコラムシリーズです。
(過去の記事はWINE CLUB30に随時掲載していきますので、途中参加の方はそちらから!!)
「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、今回からは『ピノ・グリ(ピノ・グリージョ)』についてご紹介していきます。
まずは画像を見て「あれ?これは黒ブドウ?白ブドウ?」と思った方も多いはず。
そう、この品種は黒と白の中間色である、「グレーブドウ」なんですよね。
グレーはフランス語で「グリ」、イタリア語で「グリージョ」で、日本では「グレー=灰色/鼠色」という感覚ですが、これらの言語では「中間色」という意味合いになります。
つまりこのちょっとくすんだピンク色をした品種は、黒ブドウのピノ・ノワールが突然変異で白ブドウとの中間色に変わったもの、という名前です。
ピノ・グリの発祥地は勿論ブルゴーニュで、かつてはピノ・ノワールと混植・混醸されることもあったようですが、今ではこの地ではあまり見かけません。
フランスでの主な産地はアルザス地方。
この地ではリースリング・ゲヴュルツトラミネール・シルヴァネール種等と並ぶ主要品種です。
面白いところでは、シャンパーニュ地方でもシャンパーニュ用品種として認可されており、一部の生産者がこの品種を使用し続けています。
イタリアでは北イタリアの「トレンティーノ・アルト・アディジェ州」「フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州」を中心に栽培されており、この品種を使用したイタリアワインは英国・USAなどのレストランで非常に人気が高く、白ワインの定番になりつつあります。
その他の国ではドイツ・オーストリアでも非常に重要な位置付けの品種ですし、スイスや東欧諸国、僅かですがアメリカでも栽培されていますよ。
それではこの品種第1回目ですので、品種特性がとてもよく分かるワインを1本ご紹介いたしましょう。
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≪はじめて講座関連ワイン:WINE CLUB30の白ワインランキングでは常に人気上位のイタリア産ピノ・グリージョ!≫
『トラミン ピノ・グリージョ2017年』
(イタリア / トレンティーノ・アルト・アディジェ州産白ワイン
ブドウ品種:ピノ・グリージョ種100%)
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https://firadis.net/item/229.html
次回も引き続き『ピノ・グリ/ピノ・グリージョ』について。
このブドウで造ったワインがどんなスタイルなのか、詳しくご紹介しますね。
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