「テンプラニーリョ種について」第112回 ワインはじめて講座
巻末コラム「CLUB30ワインはじめて講座」は、ワインを飲みはじめたばかりの方向けに、「ワインとはなんぞや」を1からご紹介しているコラムシリーズです。
(過去の記事はWINE CLUB30に随時掲載していきますので、途中参加の方はそちらから!!)
「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、今回からはスペインを代表する黒ブドウ品種のひとつ『テンプラニーリョ』種についてご紹介していきます。
よく『テンプラニーリョ』と間違えて覚えてしまう方がいらっしゃるので、まずは名前をしっかり覚えてくださいね。
最後は『ニーリョ』です。
この品種の名前、スペイン語の『Temprano(テンプラーノ)』、「早熟」という意味に由来しています。
他のブドウ品種よりも果実の実りが早く栽培期間が2週間程度も短いため、栽培家にとっては非常に育てやすい品種として重宝されているようです。
この品種を栽培している地域は、主にスペインの北部・西部に集中しています。
国土の北部ちょうど真ん中あたりに位置する『リオハ』がまずは代表産地と言えるでしょう。
そして近年スペインでトップクオリティのワインを算出する産地として注目される『リベラ・デル・デュエロ』では『ティント・フィノ』という別名で栽培されている他、西部の『トロ』地域ではこちらも別名『ティンタ・デ・トロ』という名前で栽培されています。
テンプラニーリョはスペイン以外での栽培はそれほど盛んではありませんが、ポルトガルの一部や南米アルゼンチンで小規模に栽培されています。
ですが、最近はアルゼンチンも国際品種や土着系品種に切り替えが進み、テンプラニーリョのワインを見かけることはかなり少なくなっています。
では、今日はこのくらいまでで・・・テンプラニーリョ種のワインを1本ご紹介。
まずは代表産地『リオハ』で、テンプラニーリョ90%を使用したおすすめワインから!
↓↓↓
≪はじめて講座関連ワイン:Firadis WINE CLUBが開業時からおすすめしている、和食に合うテンプラニーリョ!≫
『ドメコ・デ・ハラウタ リオハ・ソトマジョール ベンデミーア・セレッショナーダ』
(スペイン/リオハ産赤ワイン
ブドウ品種:テンプラニーリョ90%、グラシアーノ5%、マスエロ5% / リュット・レゾネ栽培
熟成:フレンチオークとハンガリアンオークのバリック16カ月)
↓↓↓
https://firadis.net/item/45.html
さて、次回も引き続き『テンプラニーリョ』種について。
その典型的な香り・味わいの特徴をご紹介いたします。
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