「ワインのテイスティングについて その5」第54回 ワインはじめて講座
巻末コラム「CLUB30ワインはじめて講座」は、ワインを飲みはじめたばかりの方向けに、
「ワインとはなんぞや」を1からご紹介しているコラムシリーズです。
(過去の記事はWINE CLUB30に随時掲載していきますので、途中参加の方はそちらから!!)
ワインを目で楽しみ、香りを満喫して、そしてゆっくり味わう。
そんな一連の流れについて、どういう手順でどこをポイントに楽しんだら良いのか、をご紹介するシリーズ。
今回からはいよいよ「ワインの色合いを見る」というステップに入りたいと思います。
ワインの色なんて、白ワインなら白、赤ワインなら赤、でしょう?と思っていらっしゃる方、
実は同じ赤ワインでも色合いの違いが結構明確に出るものだ、ということを知って戴ければと思います。
それではまずは、上の画像を見てみてください(*テキスト版の方は文章内容からご推察ください)。
これは、6つのワイングラスに6種類の異なるワインを少量ずつ注ぎ、
グラスを横に倒して並べた状態のものです。
これを見ただけで、同じ赤ワインに色合いの差が大きく存在するということがすぐに分かりますよね。
特に、左から2番目と3番目の比較が一番分かりやすいかと思います。
非常に薄く透き通ったオレンジ色のような2番目のワインと、紫色に近い色合いの3番目。
ブドウ品種の違いや、熟成させた年数などによってワインの色にはこれほどまでに違いが出ます。
ワインの色合いを見るときには、このようにワインをやや少なめに注ぎ、
グラスを斜めに傾けたり倒したりして液面を広げると見やすくなります。
ご自宅でワインの色合いを細かく見てみたいと思ったら、このやり方を試してみてください。
こぼさないように、気を付けてくださいね。
それでは次回からは、「色合いを見て分かること」を具体的にご紹介していきます!
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