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終了時刻:2020年6月8日(月)午前09:59

「グルナッシュ種について」第95回 ワインはじめて講座

グルナッシュ種
巻末コラム「CLUB30ワインはじめて講座」は、ワインを飲みはじめたばかりの方向けに、「ワインとはなんぞや」を1からご紹介しているコラムシリーズです。
(過去の記事はWINE CLUB30に随時掲載していきますので、途中参加の方はそちらから!!)

「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、黒ブドウ品種6つ目となりました。
既にカベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワール、メルロ、カベルネ・フラン、そしてシラーときまして、今回からの『Grenache グルナッシュ』種でフランスの主要な黒ブドウ品種はある程度押さえることになります。
そこから先は他国の品種に入っていきます!

さて、それでは早速『グルナッシュ』種の主要な産地、変名品種から知って戴こうと思います。。
このブドウ品種で最も素晴らしいワインが造られるのはフランス コート・デュ・ローヌ地方の南部の地域。。
この品種を使用する産地で最も有名な『シャトーヌフ・デュ・パプ』、『ジゴンダス』『ヴァケイラス』『リラック』などのアペラシオンがあります。

また、ローヌ地域~南に下ったプロヴァンス地方などでは、ロゼワインの品種としても重宝されているほか、スペインでは『Garnacha ガルナッチャ』という名前で非常に広い栽培面積のある品種です。
近年注目されているのはオーストラリア(シラーズとの混醸も多いです)、また、イタリアのサルディニアでは『カンノナウ』という土着品種名で知られています。

『グルナッシュ』種の特徴は、非常に豊かな果実味とうまみ。
実は果皮が薄目で色素・タンニン量は少ないため、カベルネ・ソーヴィニヨンやシラーと比べると「濃さ・渋さ」は控えめですが、そのリッチなフルーツ感でしっかりと飲みごたえのあるワインに仕上がります。
発芽が早いので、同じ栽培期間でも完熟度合いが高くなる、という利点もあるそうですよ。

≪はじめて講座関連ワイン:グルナッシュ種の個性がクリアに分かる、品種100%使用のコート・デュ・ローヌ。≫
ドメーヌ・デュ・ジョンシエ コート・デュ・ローヌ ロ・ド・ジョンシエ』
『ドメーヌ・デュ・ジョンシエ コート・デュ・ローヌ ロ・ド・ジョンシエ』
(フランス / コート・デュ・ローヌ産赤ワイン ブドウ品種:シラー95%、グルナッシュ5%
熟成:コンクリートタンクタンクで8カ月)
↓↓↓
https://firadis.net/item/332.html
クリック!

それでは今回はこのあたりで・・・
次回も引き続き『グルナッシュ』種についてご紹介します!

今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!

第96回 グルナッシュ種について その2>>