「ムールヴェードル種について その3」第120回 ワインはじめて講座
巻末コラム「CLUB30ワインはじめて講座」は、ワインを飲みはじめたばかりの方向けに、「ワインとはなんぞや」を1からご紹介しているコラムシリーズです。
(過去の記事はWINE CLUB30に随時掲載していきますので、途中参加の方はそちらから!!)
「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、『ムールヴェードル』種最終回です。
スペイン・バレンシア地方「ムルビエドロ」を起源にスペイン南東部を中心に栽培され、現在は南フランスのプロヴァンスとラングドック・ルーション、コート・デュ・ローヌ南部で栽培されるブドウ。
ベリー系果実の砂糖漬けや、煮詰めたジャムのような印象、そして特徴的な「獣の香り/肉の香り」のあるワインです。
ムールヴェードルのワインを楽しむときには、やはりそのパワフルで濃厚な味わいに負けない味が必要。
当然一番に思いつくのはお肉料理ですが、そこでも濃い味付けのソースや、香辛料をたっぷり使うなどして、料理とワインの方向性を同じ向きにしてあげることがポイントになってきます。
例えば・・・赤ワインを煮詰めたソースやトマト系の煮込みソースなども良いですし、ベリー系の果実を使用したフルーツソースなどもおいしくマリアージュします。
また、お肉を焼くときにはバターをしっかりと使ったり、にんにくでアクセントを加えたりと、味わいに厚みを持たせていくとこの品種のワインと良く合います。
このブドウの産地は南仏からスペインにかけて広いのですが、今回は皆さんにも人気の『フアン・ヒル』のふるさと、ムルシア州フミーリャの郷土料理をご紹介。
この州は地中海に面した州なので沿岸部ではマグロやタコ、海老などのシーフード料理が盛んですが、フミーリャは州の最も内陸部に位置しており、ジビエなどの料理が盛ん。
野性的な肉の香りがするモナストレルのワインとジビエ・・・相性抜群ですよ。
日本のスーパーなどではジビエはなかなか手に入りませんが、ラム肉などに香辛料・ソースでしっかりと味付けをして合わせてみるのも良いと思います。
ということで、今日の「はじめて講座関連ワイン」としてご紹介したいのは勿論これ。
Firadis WINE CLUB『フアン・ヒル ぺドレラ』!
↓↓↓
≪はじめて講座関連ワイン:1,000円台前半、毎日楽しめるお手頃本格ムールヴェードル主体ワイン!≫
『フアン・ヒル ぺドレラ』。
(スペイン フミーリャ産赤ワイン ブドウ品種:モナストレル(ムールヴェードル)種75%、シラー種25%
熟成:ステンレスタンクで5か月)
↓↓↓
https://firadis.net/item/2.html
それでは今回はこのへんで。
次回からは白ブドウ『セミヨン』種をご紹介します。
フランス・ボルドーではドライな辛口の白ワインから、極甘口の「貴腐ワイン」まで、様々なワインに変化するなかなか捉えどころのないブドウ品種。
おいしいお手頃貴腐ワインも、勿論ご紹介いたしますよ!
今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!
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