白ワインの香りや味わいを、他の果物を使って喩えるときの話。例えばそれを一直線上に表記したら、片方の端はレモンやライムなどの「シャキッと酸っぱい系柑橘類」になり、もう片方の端はマンゴーのような「ねっとり・こってり甘い系南国果実」になると思います。フレッシュで爽やかな柑橘類の側から徐々に甘い方向に線上を進んでいくとき…最初に現れる柑橘類以外のフルーツはりんごや梨、そして次に「桃」という流れで、甘味要素が酸味要素を上回るような果物が出てきます。このワインは、丁度その辺りに位置する味わいのワイン、と言ったら、イメージしやすいのでは…と思って上のようなコメントを書いてみました。
北イタリアのピノ・グリージョ、知名度・人気共に年々急上昇している感じがします。WINE CLUB30ではアルト・アディジェのピノ・グリージョが大人気なので、この品種でもう少し飲みやすく低価格のものを…と探していて見つけたのが、この『ネコティウム ピノ・グリージョ』でした。
このワインの魅力は何といっても、その香り高さとフルーツのふくよかな甘さ、そして溌溂感のバランス。樽を利かせたりせず、ピュアできれいな果実の甘味と適度に心地よい酸を存分に楽しめるスタイルです。パーティなどで様々なオードブルが混在するときに活躍してくれるのは、間違いなくこういう1本でしょう。手頃な価格で使い勝手は万能、自宅に常備しておきたくなる、そんなワイン。重宝すると思いますよ！

≪良い状態で楽しむには、いつ抜栓する？≫：
開けてすぐにおいしいワインですから安心。事前に抜栓したり、デキャンタージュしたりなんて、全く必要ありません！

≪このワインがもっとおいしくなる温度設定≫：
十分に、良く冷やして…多少冷え過ぎかな？くらいで良いと思います。飲む日の朝には冷蔵庫に入れておきましょう。帰宅したら幸せが待ってます♪

≪おすすめのワイングラス形状･サイズ≫：
グラスの形状を選ばないタイプの、気軽なワイン。どんなグラスでも大丈夫です。個人的には小ぶりのボルドータイプ(口細のもの)が良いと思いますが、ワインが十分に冷やしてあれば何でもOK！



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