なぜワインのプロは北海道を目指すのか? Case1:レストラン マノワ 中村 豪志オーナーソムリエ
近年日本ワインの最前線として注目を集める北海道。ワインのプロフェッショナル達もこぞって北海道でのワイン造りに参画しています。 ワイン造りにおける北海道の優位性は何か、どんな魅力があるのかについて、彼らへのインタビューを通じて紐解いていきたいと思います。第1回目の今回は、「レストラン マノワ」オーナーソムリエの中村豪志さんにお話を伺いました。 北海道・道南地区が第二のブルゴーニュになる […]
近年日本ワインの最前線として注目を集める北海道。ワインのプロフェッショナル達もこぞって北海道でのワイン造りに参画しています。 ワイン造りにおける北海道の優位性は何か、どんな魅力があるのかについて、彼らへのインタビューを通じて紐解いていきたいと思います。第1回目の今回は、「レストラン マノワ」オーナーソムリエの中村豪志さんにお話を伺いました。 北海道・道南地区が第二のブルゴーニュになる […]
初めまして。この度「Firadis WINE COLUMプロ」にてワインコラムを寄稿させていただく事になりました織田楽です。現在イギリス、ロンドン郊外の三ツ星レストラン、ザ・ファット・ダック(The Fat Duck)にてソムリエをしております。 2010年に渡英するまで東京都内のレストランに勤務し、ロンドンに移り住んでからもソムリエとしてイギリスのワイン業界に携わっております。また2016年にW […]
多くのワインメーカーが「素晴らしいワインは素晴らしいブドウから生まれる」とし、畑での作業に多くの時間を費やしています。畑仕事の中で特に重要なのがブドウ樹の病害への対処です。生育期のあらゆる場面で病害が発生する可能性があるため、生産者たちは気を抜くことはできません。 こうしたブドウを脅かす病害と最新の対策について、全2回のコラムに分けてご紹介したいと思います。前編のテーマは幹の感染症です。後編では幹 […]
「ワインの世界がブドウ品種に牛耳られるようになったのはここ30年ほどである」 ある書籍の中でこのような文言を見てはっとさせられました。確かにワインを勉強している私たちは、レストランなどでワインをオーダーする時、ブドウ品種を聞いてワインの味わいを想像してしまうことが多いかと思います。それはおそらく、ブドウ品種が持つ個性というのはある程度普遍性があると考えているからではないでしょうか。 しかしワイン生 […]
皆さまは「スマート農業」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? スマート農業とは、農業をドローンなどIT技術を用いて、これまで人の手で行っていた農作業を代行したり簡略化させることです。これにより、作業の効率化や農業技術の見える化が期待されており、高齢化や後継者不足などの課題を抱える農業の解決策になるのではと、近年注目が集まっています。 そんな最先端技術をワイン造りにも活かせるのではないかと考え、 […]
シャトーヌフ・デュ・パプの女神 ~ イザベル・フェランド物語 ~ サン・プレフェール当主イザベルとの出会い 弊社がサン・プレフェールの正規代理店としての取り扱いを開始したのは、2005年ヴィンテージからです。シャトーヌフ・デュ・パプのサン・プレフェールというワイナリーが、当主が変わってとても良いらしいという噂を耳にした代表の石田が興味を持ち、すぐにワイナリーの訪問を決めました。 フィ […]
「土壌を大切に」というフレーズは世界中の造り手が皆口をそろえて言っており、私たち消費者側からしても耳にする機会の多い言葉です。これは一部の自然派やビオディナミの生産者に限った話ではなく、規模の大小や産地の新旧に関わらず造り手として意識すべきこととして語られています。 生産者以外に目を向けてみても、例えばフランス人女性初となるマスター・オブ・ワインのイザベル・レジュロン氏や土壌学の世界的権威であるク […]
グッチやボッテガ・ヴェネタなどのラグジュアリーブランドを傘下に持つファッション業界の帝王フランソワ・ピノーは、英国のオークションハウス・クリスティーズの役員であり、さらにシャトー・ラトゥールのオーナーでもあります。その彼がクロ・ド・タールを購入したというニュースは少し前に業界で大きな話題となり、仏ビジネス新聞「Challenges」はその購入額が約300億円(2億€)だと推定しました。 300億円 […]
2015年第1号となる今回は、元銀座レカンシェフソムリエでワインテイスターとして活躍中の大越基裕氏に、弊社スタッフ向けとして監修頂いたテロワール概論セミナーの内容をご紹介いたします。 ワイン生産者、特にヨーロッパの生産者たちは、自身のワインやワイン造りを語る時には必ずテロワールに言及します。なぜなら、テロワールによって味わいが左右されるからです。 テロワールを理解すると、試飲しなくてもある程度その […]
ドメニコ・クレリコ氏来日に先立ち、今年もヴィニタリーに行ってきました。 例年にないくらい寒く、会場があるヴェローナ周辺のブドウの生育も遅いようでした。 さて、ヴィニタリーといえば、ある意味『ワインのお祭り』です。元々業者用の展示会ですが、最近ではワインと各ワイナリーのブースで出される美味しいおつまみを楽しみに来場する一般消費者も増えており、出展を見送る遠方の生真面目な小規模生産者も少なくありません […]