生産者の紹介
マコン近くのBray(ブライ)というAOC域外でブドウ栽培を行っていたドメーヌが売却。この畑に注目したテオ・ダンセールが視察に行き、有機農法やアグロフォレストリーの取り組みに理想的であると気づき、コンサルタントとして働くことを決めた。テオは出来る限り手を掛けないアプローチを大切にしている。
テオは数年間いくつかのワイナリーで修行をした後、2016年にヴァンサン・ダンセールに戻った。それ以来、父ヴァンサンと密接に協力しながらドメーヌの進化に貢献し、2021年にはドメーヌの運営を完全に引き継いだ。テオは現在、ヴァンサン・ダンセールの他に、2021年からスタートした2つのワイナリーを主導している。才能に溢れ、非常に意欲的な考えを持つ彼は、「父がヴァンサン・ダンセールをゼロから始めたのに対し、私は父の築いたものを引き継いだだけなので、少し物足りなく感じていた。それゆえ、別ブランドとしてテオ・ダンセールとロック・ブレイアを立ち上げた。父と比較され、息子は大したことがないと言われるリスクも覚悟の上で挑戦したかった」と語る。彼はヴァンサン・ダンセールを父から引き継いだクラシックで正統派のブルゴーニュと位置づけ、また、自らの名前を冠するテオ・ダンセールではシャルドネとピノ・ノワール以外のブドウ品種へのチャレンジを、そしてロック・ブレイアでは有名ではないエリアでゼロから畑を築いていくワクワクする挑戦を続けている。スタートして間もないが、既に多くの著名な評論家から高い評価と強い期待が寄せられており、ブルゴーニュひいてはワイン業界の未来を率いる若き才能の代表格として認められている。
「ワインは畑で造られる」という信念を父から引き継いだテオは有機農法やビオディナミへの造詣も深く、ヴァンサン・ダンセールのみならず、テオ・ダンセール、ロック・ブレイアにおいても一部導入を始め、畑のポテンシャルを最大限引き出せるように常に最適な栽培方法を選択している。テオが行うワイナリーでの作業は非常にシンプルで、介入しないワイン造りをモットーとしている。優しく最小限の抽出を行い、SO2や新樽を使わないことが特徴だ。その結果、非常にピュアでアロマティックな素晴らしいワインが生まれる。このスタイルは3つすべてのワイナリーに共通している。若干25歳で、世界中から愛されるトップ・ドメーヌであるヴァンサン・ダンセールを引き継ぎ、2つの新たなワイナリーを主導するテオ・ダンセールの才能と経歴はまさに神に愛されたギフトだ。若くして類を見ない経験を積んだ彼が、今後どのような素晴らしいワインを生み出し続けるのか、大いに楽しみである。
みんなのワインレビュー
ロック・ブレイア ピノ・ノワール(仏ブルゴーニュ産赤750ml)
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