ボルドー・ブルゴーニュの価格が高騰する一方の今、フィラディスワインクラブは毎日のワインライフをおいしく充実させるためにそれ以外の産地に積極的にチャレンジしてみることをおススメします。
例えば偉大なワイン産地でありながら、手頃な価格で日常的に楽しめる優良ワインが多いフランス南部「コート・デュ・ローヌ」。世界中のビストロやカジュアルフレンチが今一番注目するのは、この地域の濃厚でジューシィなお手頃ワインたち。灼熱の太陽と山から吹き下ろす乾いた北風、そして岩がごろごろと転がる武骨な土地から生まれるワインは、この地域に住む人々のように底抜けに明るく、熱く芯の通ったハートと心意気を感じさせてくれます。
自然環境を生かしたビオ栽培にこだわる「バスティード」は、獲れたて果実のフレッシュさと、砂糖浸けの果物のような甘いボリューム感を携えたリッチな赤ワインを得意とする造り手。グルナッシュ種・シラー種・カリニャン種というローヌ地域を代表する3種類のブドウを使用、それぞれが持つ柔らかな果実味(グルナッシュ種)、スパイシーな華やかさ(シラー種)、野性的な力強さ(ムールヴェードル種)をバランスよく併せ持つワインが生まれました。

≪このワインとのマリアージュ料理は？≫：
このワインにはもちろん肉料理が全般的に合いますし、牛肉のワイン煮込みなどフレンチビストロ料理も勿論最高ですが…出汁の旨味と甘い味付けのオーソドックスな肉じゃが、筑前煮なんかもおすすめ。じっくり丁寧に手をかけた料理をしっかりと引き立てる、素晴らしいパートナーになるはずです。肉じゃがに七味唐辛子、もお薦めですよ！！

≪良い状態で楽しむには、いつ抜栓する？≫：
抜栓直後でも十分に美味しいですが、飲む1時間くらい前には開けておくとジューシィさが更に増します！

≪このワインがもっとおいしくなる温度設定≫：
飲む30-45分前から冷蔵庫に入れておきましょう。完全常温だとまろやかには感じますが、ややもったりとした印象に。

≪おすすめのワイングラス形状･サイズ≫：
あればブルゴーニュ型(金魚鉢型)の小ぶりのものがベスト。ワインが非常に華やかに滑らかに、柔らかく感じられます。それが無ければどんなグラスでも大丈夫。完熟果実の凝縮感を楽しみたい時にはボルドー型グラスを選んでみてください。



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