スパークリングワインを選ぶ時、どんな基準で選んでいますか? 実は選ぶ時に基準となるキーワードやポイントを抑えておくだけで、自分にぴったりの美味しいスパークリングワインに巡り合える確率はぐっと上がります。 そんな豆知識をここでは紹介させていただきます。そして後半にはいくつか、おすすめスパークリングワインのご紹介もさせていただきましょう。
そさて、まずは大基本からです。スパークリングワインとはその名の通り発泡性ワインのことですね。 日本のワイン好きの間では単純に「泡」とか「泡もの」と呼ぶこともあります。シュワシュワと泡立つワインは総じてスパークリングワインと呼ぶことができますので、 皆さんご存知のシャンパンもスパークリングワインの一種ということになりますね。
シャンパンはフランス語の発音で「シャンパーニュ」。
これはフランスの地方名です。移置的にはパリの北東に130km程。少し歴史をひも解くと、18世紀後半までワインにおける「発泡」は時々現れてしまう欠陥として扱われていました。
この発泡性をワインの美点として技術的にコントロール、安定供給に始めて成功した土地がシャンパーニュ地方です。
現在でもこのシャンパーニュ地方のみで、決められた厳しい規定を守って造られた スパークリングワインだけが、ラベルに「CHAMPAGNE」つまりシャンパーニュと記載することができるのです。
シャンパンはスパークリングに最適な土地で、厳しい基準をクリアしたものだけ。
当然、ワインとして一定の品質レベルは保証されています。
スパークリングワインの頂点にいるのがシャンパーニュと言っても過言ではありませんが、それを美味しいと思うかどうかはあなた次第。
後述しますが、スパークリングワインならではの良さもあるのですから。
是非この記事を読み進めてから、シャンパンとそれ以外のスパークリングワイン、飲み比べてみてください。
シャンパンの予算は、かなり安いもので3千円というものもありますが、エントリークラスでも1本5千円くらいから。おのずと飲むシーンは記念日や何かいいことがあった特別な時になります。(いつもシャンパンを飲んでいる羨ましい方もいると思いますが・・・)
※質の確かなシャンパーニュをお探しなら、当店のシャンパーニュ専門コーナー、ザ・シャンパーニュをご覧下さい。
一方、シャンパン以外のスパークリングワインは千円台でも沢山あります。好みのものに巡り合えば週末の食事を少し贅沢に彩るのに丁度良いでしょう。
シャンパーニュは冷涼地で、土壌は基本的に石灰質です。生産されるワインは必然的に酸が豊かで、硬質な傾向となります。
ビシッとした酸と精緻なミネラルこそシャンパンの良さではありますが、シチュエーションや合わせる料理によってはもう少し柔らかくて、フルーティな発泡ワインをカジュアルに楽しみたい事もあるでしょう。
そんな時は、あえて他のスパークリングワインに目を向けてみるのも一つの方法です。
例えば、シャンパーニュから少しだけ南下してブルゴーニュにも素晴らしいスパークリングワインがあります。
味わいはシャンパンスタイルに近いですが、コスパはぐっと良くなります。
もっと南下して、南仏ラングドックまで行くと、ワインもふくよかさが出てきます。
さらにイタリアまで目を向ければ飲むと楽しくなるような陽性な魅力のある「スプマンテ」も。こちらはカジュアルなパーティにぴったり!
スペインの発泡性ワイン「カヴァ」を飲めば、暖かい気候でしっかりと熟したボリューム感のある果実味を感じることができるでしょう。
※写真はカヴァの生産者サバルテスのワイナリー。温暖な地中海性気候です。
こだわりのワインだけを紹介している当店がお薦めしたいのは、 やはり職人的生産者が造る、質の確かな、こだわりスパークリングワインです。 でも、街のお店に並んでいるスパークリングワインの中からそれを選び取るのは、中々難しいのも確か。
そんな時に役に立つキーワードが「瓶内二次発酵」(びんないにじはっこう)です。 シャンパーニュと同じ製法で、1本1本のボトルの中で、じっくりと時間をかけながら泡を生み出していきます。 大量生産のスパークリングワインは、タンク内で発泡させた大量のワインを瓶詰することも多いのですが、 手間のかかる「瓶内二次発酵」を行うことで、グラスの底から長く美しく立ち上る、きめ細やかな泡質になります。 スパークリングワインのクオリティの目安になります。
またワインを選ぶ時には、ラベルの華やかさばかりでなく、商品説明やお店の人のコメントから、どんな生産者がどのような土地で、 どのような点にこだわってそのワインを作っているのか。そのような生産者の情報が伝わってくるものを選んでみてください。 おのずと品質も良く、環境にも優しいものに絞られてくるはずです。 なるべくワインに詳しい専門店や、ワインアドバイザーのいる百貨店、こだわりのある街の酒屋さん等で、 そういった情報も踏まえてお勧めしてくれる場合があります。消費者の強い味方ですね。
それでは、職人的生産者が造る、瓶内二次発酵のおすすめのスパークリングワインをリストアップします。 ワインインポーターお墨付きの泡質の良さ、しっかりと熟したブドウに由来する 果実の凝縮感、そして良質なミネラルを感じていただけるものばかりですよ!
お電話1本ですぐご注文!
通販専用フリーダイヤル
受付 / 10:00-17:00 (平日)
※お支払いは現金代引きのみ
※一般のお客様専用窓口です