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終了時刻:2020年6月8日(月)午前09:59

【クール便推奨期間について】
2024年4月30日(火)12時より、ワインのコンディションを保つためにクール便にて配送させていただきます。また、当店が提携しております運送会社のクール便料金の改定に伴い、同日よりクール便料金を550円に改定させて頂くことになりました。

魚の旨い季節、新鮮な刺身とワインを楽しむ時はこんなワインを選びたい

魚がおいしい季節です!!

僕は普段WINE CLUB30のワイン記事制作用に様々なマリアージュを試しているのですが、
本当はごくシンプルに、
お刺身で泡ものや白ワインを楽しむのが実は一番好きだったりします。
それに、料理をする立場になれば、ただ切ればいいだけの刺身ってすごく楽ですし!
(勿論、その「切る」技術に物凄い熟練が必要だということは分かっているのですが)

生の魚介類を切り、塩や醤油に少しの薬味・・・という
、 まさに極限まで素材の旨さだけが料理の味となるお刺身にワインを合わせるのは、
なかなかの上級テクニック。
でも、合わせ方の基本ルールが一度分かってしまえば、とても簡単にマリアージュを楽しめますよ!

今日は、魚介類のタイプごとに3種類の合わせ方をご紹介。
まずは是非、ご自身でトライしてみてくださいね。
ふだんCLUB30でお勧めしているマリアージュレシピはお刺身ではないものばかりですが、
ワインのマリアージュには底知れぬ幅と可能性があるもの。
「この料理に合うワインが刺身に・・・?」と疑うかもしれませんが、
百聞は一見に如かず、是非ご自身でトライしてみてください。

刺身に日本酒・・・は当然素晴らしくおいしいですが、
ワインはまた違う「味覚の扉」を開いてくれますよ♪
それでは「刺身と楽しむ3本」、ご紹介です!!

≪1本目:白身魚の刺身×薬味感覚でさわやかな味わいをプラスしてくれるソーヴィニヨン・ブラン≫


白身魚をお刺身で戴くときには、
レモンやスダチなどの柑橘類を絞ったり、
山葵・大葉などの薬味を添えたりすることが多いかと思います。
ということはつまり・・・柑橘類的なフレッシュな酸味や、
ハーブ的な香りのわるワインと相性が良いということ。

ソーヴィニヨン・ブラン100%のきりっとした辛口の白ワインを合わせることで、
香りは更に芳しく、素材の良さが心地よい酸味で引き立てられ・・・

季節の白身魚お刺身×フランス・ロワールのソーヴィニヨン・ブラン100%白
『ヴァランセ・ブラン』



≪2本目:イカ、タコ、エビ、貝類と絶妙の相性、甘味・塩味・ミネラル感が同居するスペイン白≫


続いても魚介類に最高に合う白ワインをピックアップ。
昨年から話題沸騰中、スペイン北西部の土着ブドウ品種『アルバリーニョ』のワインは、
果実の甘み、潮風が孕んだテロワールに由来する独特の塩っぽいミネラル感が特徴。

このワインはとにかく、イカやタコ、エビ、貝類など「甘味のある海の食材」にぴったり!
食材の濃厚な甘みをのびやかに広げつつ、ミネラル感がアクセントになってくれます。
この品種をまだチェックしていない方、今すぐチェックすべき1本ですよ!

甘味と塩味、海の風味が存分に楽しめる食材×独特の塩っぽさが特徴の『アルバリーニョ』


 

≪3本目:難易度高そうで敬遠しがちな「赤身魚×赤ワイン」、実は意外とあっさり合っちゃいます≫


赤身魚の刺身に赤ワイン、生臭さが際立ってしまいそう・・・と思いますよね。
ですがそこはワインの選び方次第。
マグロやカツオ(ちょっと時期的にずれますが)など、独特の鉄っぽさ・酸味がある素材には、
同系統の味わいスタイルを持つワインを合わせていくのが一番の近道かと思います。

僕が個人的におススメしたいのは、
日本と同じように生の魚介類を食べるカルチャーのあるイタリアの赤ワイン「モンテプルチアーノ」!
そのバランスの取れた酸とタンニン、旨味あふれる風味は、生魚を決して生臭くしません。
出汁醤油や塩+オリーブオイルなど、
味付けにちょっとした工夫をすると更に面白いマリアージュが楽しめますよ!

素材の良さを生かす文化のマリアージュ!赤身の刺身×イタリアの『モンテプルチアーノ・ダブルッツォ』


 
この3本以外にも、
CLUB30でセレクトしているエレガントな味わいスタイルのワインは
赤ワインでも生魚との相性がばっちりのものが多いんです。

是非、自分だけの黄金マリアージュを発見してみてください。
毎日のワイン&食生活が、何百倍もおいしく楽しく変わるはずです!!!

Firadis WINE CLUB 30 店長 五十嵐 祐介