「ロマネ・コンティ」って何? 第31回 ワインはじめて講座
巻末コラム「CLUB30ワインはじめて講座」は、ワインを飲みはじめたばかりの方向けに、
「ワインとはなんぞや」を1からご紹介しているコラムシリーズです。
このミニコラムも、今回で遂に30回を迎えました!!
(過去の記事はWINE CLUB30に随時掲載してきますので、途中参加の方はそちらから!!)
前回までは「よく聞く、“5大シャトー”とは」についてご紹介しました。
フランス、ボルドー地方のワインでは最高ランクの「第一特別級」に格付された5つのシャトーの事でしたね。
じゃあ次は何にしようかな・・となったら、それはやっぱりこちらも説明しておくべきですよね。
有名な『ロマネ・コンティ』って何???・・・という話です。
日本でも『ドン・ペリニヨン』『オーパス・ワン』『シャトー・マルゴー』などと並んで非常に有名な高級ワインです。
今気づきましたが、ワインが日本で有名になるには、単語2つが基本なんでしょうかね。
『ロマネ・コンティ』はフランス・ブルゴーニュ地方「ヴォール・ロマネ村」産の、
世界で最も高額で取引されるワインのひとつです。
造っているのは『ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ』という生産者。
同社が100%所有する畑の区画『ロマネ・コンティ』から収穫したブドウで造るワインが『ロマネ・コンティ』です。
つまり『ロマネ・コンティ』は、「畑の名前」が付いたワイン、ということですね。
(*今日のメルマガ前半で、「畑名」の意味をご説明していますので戻ってみてください)
この畑は面積わずか1.76ha、つまり133m四方くらいの非常に小さな区画です。
年間生産量は平均5,320本・・・数量だけ聞くと意外と多いように聞こえるかもしれませんが、
これが世界中のレストランやワイン愛好家で奪い合いになるわけですから、
毎年欠かさず購入している仕入元にしか割り当てが来ない、非常に希少なワインとなるのが当然です。
今回は『ロマネ・コンティ』がどんなワインか、だけ覚えておいてくださいね。
今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!
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