「ワインオープナーについて」第40回 ワインはじめて講座
巻末コラム「CLUB30ワインはじめて講座」は、ワインを飲みはじめたばかりの方向けに、
「ワインとはなんぞや」を1からご紹介しているコラムシリーズです。
(過去の記事はWINE CLUB30に随時掲載していきますので、途中参加の方はそちらから!!)
前回からは「ワインオープナーについて」。
持ち手にスクリューが付いたシンプルな「T字型コルク抜き」、
そして円周率の「π」のような形をした剣が2本付いている「2本コルクプラー」をご紹介し、
今これらだけしか持っていない方は出来るだけ早くソムリエナイフを・・・と締め括りました。
今回は、おそらく使っている方が非常に多いと思われる「ウイング式コルク抜き(画像上段一番右)」について、
その長所・短所をご紹介していきます。
この「ウイング式」、瓶口にかぶせてスクリューを廻して挿していき、
ウイング2本をぐいっと降ろせば梃の原理でコルクが持ち上がる、とう仕組みです。
誰にでも非常に使いやすく、最近は100円ショップなどでも売っているので安く手に入るのが長所。
ですがこの「ウイング式」もまた、特に安いものを買うと抜栓時の失敗リスクが高くなります。
家でこのオープナーをご利用の方は現物を確かめて欲しいのですが、
スクリューの部分が金属棒を捩じって「螺旋を描いている型」ではなく、
下の画像のように一直線の棒に溝が彫ってあるだけの「ドリル状」の場合は要注意です。
この形状のスクリューだと、
コルクが乾燥している場合などにスクリューだけがボロボロと抜け出てしまい、
コルクに大穴が開いて再度挿し込めなくなるケースが発生しやすくなります。
天然素材であるコルクは外観からだけでは中の状態が分かりにくいので、
特に低価格帯のワインが外からは正常に見えても中はボロボロ、という場合があります。
ということでこのオープナーも要注意!
今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!
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