「シラー種について」第89回 ワインはじめて講座
巻末コラム「CLUB30ワインはじめて講座」は、ワインを飲みはじめたばかりの方向けに、
「ワインとはなんぞや」を1からご紹介しているコラムシリーズです。
(過去の記事はWINE CLUB30に随時掲載していきますので、途中参加の方はそちらから!!)
「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、赤ワイン用の黒ブドウ5品種目となりました。
今回からは『シラー』種についてご紹介していきます。
ここのところ、Firadisのワイン通販で人気が急上昇しているのですが・・・どうしたんでしょうね 笑
その人気の秘密についても考えつつ、皆さんにこの品種の魅力を知って戴きたいと思います。
まず『シラー』種の主要産地から話をはじめましょう。
やはり最もクオリティの高いシラー種ワインが産まれる場所は、
フランス コート・デュ・ローヌの北部地域だということに異論の余地は無いかと思います。
この地域の代表的な産地名としては『コート・ロティ』や『エルミタージュ』などが挙げられます。
Firadis WINE CLUB30では、もうちょっとお手頃な『コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ』の
シラーを取り扱っています。
↓↓↓
『ヴァンサン・ボワイエ グロワール・ド・モン・ペール コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・ヴィザン 2017年』
(フランス / コート・デュ・ローヌ産赤ワイン ブドウ品種:シラー95%、グルナッシュ5%
熟成:コンクリートタンクタンクで8カ月)
↓↓↓
https://firadis.net/item/660.html
ですがもしかするとこの品種については、
今やオーストラリアの品種、というイメージの方が強いかもしれません。
フランス語ではもともと『Syrah』という表記の名前ですが、
オーストラリアでは『Shiraz(シラーズ)』として大きな人気を博しており、
豪州の全ブドウ作付面積の3分の1を軽く超えるほどです。
フランス産のシラー100%ワインで店頭価格1,000円を切っているものはさほど多くありませんが、
オーストラリアのシラーズは1,000円以下で有名ブランドが膨大なヴォリュームで輸入されています。
例えばコンビニなどでも売られている『イエローテイル』などですね。
ただ、フランスのシラーと豪州のシラーズが単なる品種の変名に過ぎないのか、と言うと、
これは2か国のテロワールの違いを考慮したとしても意見がはっきり分かれるところ。
次回は、この品種の香りや味わい特徴にフォーカスしていきたいと思います。
今日も1歩、あなたはソムリエに近付きました!
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