「グルナッシュ種について その3」第97回 ワインはじめて講座
巻末コラム「CLUB30ワインはじめて講座」は、ワインを飲みはじめたばかりの方向けに、「ワインとはなんぞや」を1からご紹介しているコラムシリーズです。
(過去の記事はWINE CLUB30に随時掲載していきますので、途中参加の方はそちらから!!)
「ブドウ品種を詳しく知ろう」シリーズ、『Grenache グルナッシュ』第3回です。
前回はこの品種の主要な産地がフランス コート・デュ・ローヌ地方の南部『シャトーヌフ・デュ・パプ』『ジゴンダス』などであること、
スペインでは『ガルナッチャ』の変名で広く栽培されていること、そして味わい特徴などをご紹介しました。
今回はこの品種の最終回、グルナッシュを使用したワインをどんなお料理に合わせると良いか、お薦めの料理の方向性について書いていきたいと思います。
勿論、グルナッシュ種のワインと言っても実際の味わいは千差万別、多種多様。
あくまでも、典型的なグルナッシュの個性が出ているワインの時・・・と思ってくださいね。
前回ご紹介した通り、この品種の特徴は高い糖度、そして果実の甘味・旨みが非常に豊かに出ること。
ですから、この甘みがお料理と上手に寄り添えるようなマリアージュを用意してあげるのが良いと思います。
味わい的には濃い口の赤ワインですから、基本はやはりお肉料理に合わせたい方が多いですよね。
グルナッシュのワインと肉料理を合せるときにはまず、ソースやたれの味付けに「甘み」を加えることでワインの味わいと上手く同調させてあげましょう。
例えばドゥミグラスソースのように濃厚で甘さのあるソースでも良いですし、焼き肉のたれのような甘さでもOKです。
同時にスパイシーな要素も持つ品種ですので、そこに香辛料や唐辛子の辛みなどが加わるのもGOOD。
WINE CLUB30では、グルナッシュ100%のワインではないですが、グルナッシュ50%+シラー&カリニャン、というワインに、肉じゃがを合せるマリアージュをご提案しています。
肉とじゃがいもを甘く煮込んだ味わいに、例えば七味唐辛子をちょっと振ってあげると・・・このワインと実に絶妙にマッチングしますよ!!
≪はじめて講座関連ワイン:肉じゃが×赤ワイン、是非一度試してみてください。≫
『ドメーヌ・ド・ラ・バスティード コート・デュ・ローヌ』
(フランス /コート・デュ・ローヌ産赤ワイン
ブドウ品種:グルナッシュ50%、シラー30%、カリニャン20% コンクリートタンク6か月熟成)
↓↓↓
https://firadis.net/item/5.html
それでは今回はこのあたりで・・・
次回からはまた白ブドウ品種のご紹介。
これまでシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリングとご紹介してきましたので、次はFiradisではとても人気のある『ミュスカデ』種をご紹介したいと思います。
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