肉に合うワイン特集

大定番『ビーフハンバーグのシチュー』に合わせるなら、このワインで決まり！
カシス、ブラックチェリー、ブルーベリーなど黒-青系ベリーを主体に、完熟したイチゴまで様々な香りイメージギュウギュウに凝縮された印象からスタート、そこにミントの爽快な抜け感、挽きたて黒胡椒のアクセントに干しナツメグの甘さ、そして樽熟成由来のクリーミー＆スモーキーな香りも加わり、非常に複雑。ガシッと締め付けるような渋みも無く、果実の甘さ度合いと丁度良いパワーバランス。味わい全体を整えるフレッシュな酸も適切な役割を果たしていて、実に良いまとまりになっています。煮込んだハンバーグの濃厚なテイストにピッタリな1本ですよ。

豪快な『Tボーンステーキ』と合わせて楽しむ「郷土料理のマリアージュ」
骨付きTボーンステーキは、実はイタリア・トスカーナ州の名物料理。ならば当然その地のワインを用意するのが王道ですね。『モンテクッコ』はトスカーナ州ブルネッロの南西に位置する小さなエリア。この地の生産者たちは、先行する有名産地に品質で追いつき追い越すために1haあたりのブドウ収穫量制限を大幅に引き下げ、1房、1粒の凝縮度を上げることで、伝統産地に対して大胆な挑戦状をぶつけました。そんな産地でフィラディスワインクラブが出会った優良生産者が『ヴィッラ・ダヴィーニ』。果実の圧倒的な凝縮度＋たくさんの香辛料が複雑に入り混じった香りで、飲み手をめくるめく深い森に誘い込みます。トスカーナ州の郷土マリアージュ、お楽しみください！

家庭料理の人気者『肉じゃが』にもワインは合うんです！
獲れたて果実のフレッシュさと、砂糖浸けの果物のような甘いボリューム感を携えたリッチな赤ワイン。柔らかな果実味、スパイシーな華やかさ、野性的な力強さをバランスよく併せ持っています。もちろん肉料理全般に合いますし、牛肉のワイン煮込みなどフレンチビストロ料理も勿論最高ですが…出汁の旨味と甘い味付けのオーソドックスな肉じゃが、筑前煮なんかもおすすめ。じっくり丁寧に手をかけた料理をしっかりと引き立てる、素晴らしいパートナーになるはずです。肉じゃがに七味唐辛子、もお薦めですよ！！

パーティーメニューにも便利な『ミートローフ』との贅沢マリアージュ！
このワインの素晴らしさは何と言ってもその“まろやかさ＆滑らかさ”。ブラックチェリーやラズベリーを煮詰めたような濃厚・濃密な果実感に、べた付かない甘さ…そう、例えるなら砂糖控えめのミックスベリージャム。甘さと酸っぱさが丁度よく共存していて、食欲をそそられる感じです。とても飲みごたえのある1本ですので、普段のお食事に、というよりは週末に自宅でちょっとお料理を頑張って贅沢な時間を過ごしたい時、またはお友達を招いてのホームパーティなどにピッタリなワイン、ですね。濃厚な味付けの肉料理なら、大体何でもピッタリ合うので使いやすいですよ！

『豚肉生姜焼き』とピノ・ノワール、実は鉄板マリアージュなんです。
ピノノワールと生姜焼き、というのは知られざる鉄板の組み合わせ。生姜の香り高さや旨み溢れる味わいが、とても綺麗に交わり合うんですよね。まず感じるのはアメリカ産ピノならでは！な完熟チェリーの砂糖漬けを想わせる甘い甘い香り。苺やラズベリー、そしてダージリンのミルクティのようなイメージが広がります。甘い香りとは裏腹に、口に含むと実に溌溂とフレッシュ、香り通りに赤い果物の甘さがじゅわっと広がり、後半になって酸がきちんとその甘さを爽やかに整える。重心の軽やかなピノで、香りも味わいも口の中で跳ね踊るような感覚です。ちなみに、鶏レバーをシンプルに塩焼きにしたものとも合わせてみましたが、素晴らしい相性でした。そこに柚子胡椒などもお勧めですよ。

繊細な赤には素材を生かす和の味を…ワインで楽しむ『鶏むね肉の焼き鳥梅しそ風味』
瑞々しさと深みが同居する、実に良い形で完成されたブルゴーニュ・ピノだと思います。ラズベリーやクランベリー、サクランボなど赤い果物のドライフルーツのような凝縮感ある甘いアロマでスタート、薫り高いフレッシュハーブが爽やかに加わり、最後に軽いスモーク感が深みを演出。味わいは果実感が健やか・パワフル・フレッシュ、適切な度合いの酸にこなれたタンニン、深い旨みと飲みごたえを楽しんで戴けますよ。こういった繊細なワインにはやはり和風の肉料理がおすすめ。提案したいのは「鶏むね肉の焼鳥梅しそ風味」。その他豚しゃぶポン酢との相性も抜群、つまり旨味＆酸味のある肉料理ならバッチリ、ということです！

濃厚パワフルなスパニッシュ・カベルネには、『豚肉のトマト煮込み』を！
ファーストアロマには完熟したカシス、ブルーベリー、プラム。そこに苺ジャムの甘い香りと挽き立て黒胡椒の心地よい抜け感。期待する香りがちゃんと全部見つかる、安心・安定のカベルネ100%ワイン。豊富なタンニンと程よい酸が果実味を下支えして十分な飲みごたえが実現されています。時間経過とともにバランスが整い、全体のヴォリュームが膨らみ大きく。そして余韻にフローラル感と赤い果実のフレッシュさが。この「濃厚なんだけどフレッシュ」というバランスが求めるのはやはりトマトの味わい。煮込みとじわじわマリアージュします！

ピリ辛料理と抜群似合う・・・『プルコギ』とイタリアワインの意外な相性。
南イタリア、プーリア州の更に南端で栽培される土着品種「ネグロアマーロ」種は、「黒くてビター」を意味するその名の通り、野性味あふれるパワフルで甘い果実味とタンニン、じゅうぶんなアルコール分と、とにかく絡みつくような色気を感じさせるスタイル。エレガントではあらずとも、決して野卑・下品ではない色気が存在します。食事の時に楽しむならば、ワインに負けないくらい強い味わいの、スタミナ感ある肉料理を合わせる必要がありそう…と試してみたところ、韓国焼肉との相性抜群！『プルコギ』のレシピを用意しましたので是非お試しください！

仏ロワール地方は豚肉料理の宝庫…シンプルな『ボイルドポーク』×エレガント赤！
「シノン最高の生産者」シャルル・ジョゲによる1本。ビオロジック栽培と、ブドウの収穫量を極限まで少量に落とす栽培方法により、クリアで凝縮感溢れるブドウを獲得。赤い果物ののびのびと自由な味わいの広がりは、引き締めるような重いワインとは対極にある深い旨味を堪能させてくれます。そんな味わいの「シノン」に合わせるお料理は、基本的に豚肉や白身肉が良いと思います。今回お勧めの『ボイルドポーク』のようにシンプルな豚肉料理は勿論、キノコのソテーを添えたり、ベリー系のソースを使ったりすると、ワインの果実味＋旨味を更に広げられます。カベルネ・フラン、一度好きになると病み付きになりますよ。

『豚角煮』の甘くリッチな味わいにピッタリなUSAカリフォルニア産赤！
テイスティングして一口飲んで驚いたのは、一気に迫ってくるようなパワフルなフルーツ感。カベルネ・ソーヴィニヨンならではのブラックチェリー、カシス、そして挽きたて黒胡椒の香りが一気に広がります。この圧倒的な果実のパワー感こそ、ワイン好きが王道スタイルのカリフォルニア・カベルネに本能的に求めるものですね。当然料理もその方向性に合わせるのが正解。僕は初めてこのワインを自宅で飲んだ時には、マリアージュレシピでもお勧めしている甘くスパイシーに煮込んだ豚角煮を合わせたのですが、これがもう絶妙においしい！アメリカっぽく、蜂蜜やメイプルシロップを使ったソースを使った脂身の多い肉料理、というのもこのワインと良い相性を見せてくれそうです。

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週末にちょっと良い肉を買ったとき、家族や友達が集まったとき…やっぱりおいしい肉料理とワインを一緒に楽しみたくなりますよね。
この特集ページでは、フィラディスワインクラブが誇る「肉とワイン、最強の組み合わせ10選」をご紹介。定番のステーキやハンバーグから、和風、韓国風まで様々な料理をセレクトしました。
食べたい料理が決まったら、このページを見てワイン選びの参考にしてみてくださいね。(詳しいレシピは商品ページに載っています！) 似たタイプのワインでも、同じように抜群の相性をお楽しみいただけます！