ブルゴーニュ屈指の生産者でさえ指導を請いに訪れる、ブルゴーニュNo.1ヴィニュロン。
1930年代に創業されたコルディエ。マコネ地区の老舗であり、その牽引者としての役割は偉大である。ブルゴーニュ・ワイン専門誌『ブルゴーニュ・オジュルデュイ』で、2005年のブルゴーニュNo.1のヴィニュロンに選ばれるなど、その名は広く知られ、ラフォン、ルフレーヴを始め、近年マコネ地区に注目し生産を開始したブルゴーニュ屈指の生産者でさえも、教えを請いに彼の元を訪れる。
現在の当主、1967年生まれのクリストフ・コルディエは大変意欲的で、1995年から数多くのキュヴェに分けて販売し、マコネの細やかなテロワールを表現することに注力している。彼が手がけるワインは、ブドウが最良の状態に熟成するまで収穫を遅らせるため完熟した味わいが特徴的で、ブドウが育まれた環境を如実に物語っている。低収量のブドウから生み出されるワインは時としてコート・ド・ボーヌのグランクリュ・クラスをも凌駕する。
またワインへの情熱溢れるクリストフは、『メゾン・クリストフ・コルディエ』の名前で小さなネゴシアン業もスタート。ドメーヌで所有する畑以外のワインも手掛けたいという思いが新しい挑戦の始まりとなった。従って単に瓶詰めするだけのネゴシアンではなく、優れたテロワールを持つ信頼する栽培者の最上のパーセルのみをブドウの段階で買い付け、クリストフ自身が醸造を行う。もちろん栽培にも深く関わり、ドメーヌのワインと全くひけをとらない卓越した品質のワインを生み出している。
≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタビュー!≫
『ワイン職人に聞く、10の質問』
ドメーヌ・コルディエ 栽培醸造家クリストフ・コルディエさん
Q1:ワイン造りを一生の仕事にしよう、と決意したきっかけは何ですか?
⇒子供のころから若い時分まで、休日は両親の畑仕事を手伝ってきた。その中で、ワイン産地のような言ってみれば田舎の地域で生きていくことの自由さを感じて、自分はそういう人生を送ることに価値を見つけることが出来たんだ。
Q2:これまでワインを造ってきて、一番嬉しかった瞬間は?
⇒ロバート・パーカーが『ワイン・アドヴォケイト』で、私を「ワイングロウワー・オブ・ザ・イヤー(今年を代表する栽培醸造家)」に選んでくれた時かな。
Q3:その反対に、一番辛い(辛かった)ときは?
⇒2003年ヴィンテージ、今でも強く記憶に残っている難しい年だよ。とにかく暑い年でね…8月の中頃には収穫を迎えるほどだった。私の造るワインは酸がとても大切なのだが、この年はどうにも糖度が上がり過ぎて、自分の目指すバランスが実現できなかったんだ。
(※訳注:2003年は欧州が歴史的な猛暑を迎え、多くの死者まで出た年でした)
Q4:ワイン造りで最も「決め手になる」のは、どの工程だと思いますか?
⇒90%は、自分が畑で取り組んできた仕事の良し悪しによるものだ。ブドウを育てることに最善を尽くし、良い品質のブドウをもっとも適切なタイミングで収穫することが最も大事。残り10%が、収穫してからの仕事によるもの、くらいに考えている。
Q5:あなたにとっての「理想のワイン」とは?
⇒まず、果実味、酸、ミネラルなど全ての要素が完璧に調和していること。そして、余韻が長く続くことだ。だけど一番大切なことは、飲んだ時に感情が突き動かされ、ハートに直接響いてくることだと思うよ。
Q6:今までに飲んだ中で最高のワインを1本だけ選ぶとしたら?
⇒オーストリアの「ドメーネ・バッハウ(Domane Wachau)」1959年のリースリング。
Q7:自分のワインと料理、これまでに一番マリアージュしたと思った組み合わせを教えてください。
⇒私の造る全ての白ワインにお薦めの食材だけど、個人的にはとにかくロブスターなんだ 笑
是非、海老や蟹など、甲殻類の料理と私のワインを合わせてみて欲しい。
Q8:もしあなたが他の国・地域でワインを造れるとしたら、どこで造ってみたいですか?
⇒ハンガリー、トカイで甘口の造りに携わってみたいね。今私が造っているワインと、全く違うものだから。
Q9:あなたの「ワイン造り哲学」を、一言で表現してください。
⇒『テロワールは、自分の願うままにはならない』
畑での膨大な量の手仕事、そしてその土地についての知識の蓄積が全ての基礎になる。ブドウへの尊敬の念、手摘みでの丁寧な収穫、全房をゆっくり、長い時間をかけて優しくプレスし、テロワール毎に採取した天然酵母で発酵を行う…ワイン造りは全ての工程において、テロワールに対して謙虚な気持ちで取り組むことこそが大切だと思う。
Q10:最後に…日本にいるあなたのワインのファンに、メッセージを!
⇒私が目指すこと、それは自分のワインで産地・区画毎のテロワールを純粋に表現し、飲んでくれた皆さんの感情に響き渡り、共鳴することだ。私の造ったワイン、楽しんで下さい。
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ドメーヌ・コルディエ・ペール・エ・フィス ボージョレ・ヴィラージュ ロゼ ジョセフィーヌ (仏ブルゴーニュ産白750ml)
鳥の水炊きと合わせました。色々ロゼは飲んでましたが、こちらのロゼはとても綺麗に酸がまとまっており
アフターの余韻も心地よかったです。単品でも美味しいですが、出汁の効いた水炊きとマリアージュしました。
リピートしたいので再販待ちです。
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Miho Kawakami
公式サイト: MIHO KAWAKAMI 川上ミホ
料理家。中目黒「5-quinto」オーナーシェフ/ソムリエ。2006年に日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格取得、
2008年にイタリアにてイタリアオリーブオイルソムリエ資格取得。ワインバーやレストランでのソムリエ、
料理人を経て独立。書籍、雑誌などメディアでのフードスタイリング、企業の商品開発、
レストランプロデュースなど活動は多岐に渡る。
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公式サイト: CONDIMENT inc.
素材の持ち味を生かしたオリジナリティあふれる家庭料理と、器のスタイリングが評判の料理家・フードスタイリスト。
2歳の娘と夫の3人暮らし。『STORY』連載「私の『いつもの料理』はまだまだ伸びしろがある!」ではレシピを提案。
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