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オブローモフさんのレビュー一覧

1 ~ 13 件目を表示しています。(全13件)

四安打

レビュー対象商品:★今ならヴィノジア全品ポイントアップ★『ヴィノジア』の南イタリア土着品種6種セット(750ml×6本/赤3 白3)

投稿日時:2024/07/08 01:05:14

白ワインのアベレージが素晴らしい。
赤に関しては「アリアニコしか勝たん」(笑)。

優良生産者には違い無いので、次回はどのセットにも入って居ないワイン達を選んで、購入する予定(泡とか?♥)。

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甘やかなる美姫

レビュー対象商品:ヴィノジア フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ レ・グラーデ(伊カンパーニャ州産白750ml)

投稿日時:2024/07/08 00:38:28

同生産者の銘酒「グレコ・…」との比較を試みる事で、この白ワイン達は、頗る楽しい思い出に変わる。

酸は弱い、グリップを印象付ける程のミネラルの硬さも無い。
柔らかい柑橘の風。でも甘い。でも甘過ぎて、くどく成る様な事は無い。
ならば、各エッセンスの表情明瞭な「グレコ・…」に対し「エレガント」と言い終って良いか?と問われれば、しっかりと熟れ、野性味を伴う「癖の在るキャラクター」だと、擁護したくなる。
花の香、白桃の甘味、更に深奥には「臭う程の熟れたパイナップル」を、見付ける事が出来る。

自身の美点を小出しにしつつ、結果的に、長い時間を費やしても付き合いたいと思わせる、奥行きの果てしない、官能的な美姫。

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彫りの深いお顔立ち

レビュー対象商品:ヴィノジア グレコ・ディ・トゥーフォ・ラリエッラ(伊カンパーニャ州産白750ml)

投稿日時:2024/06/24 20:26:32

レモネードの良い香り。
酸を筆頭に据えるも、桃、パイナップル、林檎、グレープフルーツ、等と、果実味の方も非常に豊か。
同生産者のファランギーナでも感じた火打石や火薬のニュアンスに、塩由来の旨味もアクセント。

馬鹿舌の私に優しい、構成要素のひとつひとつが「くっきりハッキリ」とした、理解のし易い白ワイン。
正に、ギリシャ彫刻(グレコだけに)。

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ずっと口に含んで居たい

レビュー対象商品:ヴィノジア タウラジ サンタンドレア(伊カンパーニャ州産赤750ml)

投稿日時:2024/04/22 19:07:46

黒胡椒、ビターチョコ、煮詰めたブラックベリー、ヨーグルト、キャラメル
爽やかで甘い春風、シルキーな舌触り, etc.

甘いと言えば甘いし、酸もタンニンも、苦味もスパイス香も、数多のエッセンスの全てが「あると言えば在る」
それ等が、スタンドプレーを一切しない、総体としてのバランスやスタイリングを重視して、生まれて来たワインだと感じました

抜栓後も長命♡
色気ある恋人との、連泊デートの様

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四安打(本塁打2本)

レビュー対象商品:~イタリアの四大銘酒を生む銘醸地から~イタリア赤ワイン6本セット(赤750mlx6本)

投稿日時:2024/04/03 03:04:08

6種全てを、高評価する事は難しい。
でも、それで良いと思う。
様々な個性の赤ワインが同梱されてるから、誰かの「美味しい」が、きっと入ってる。
駄目なワインも生産者も無かったけど、個人的には、レッチャイアに1票!!

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もっと厳しくても良かった

レビュー対象商品:ジャコモ・グリマルディ ネッビオーロ・ダルバ ヴァルマッジョーレ(伊ピエモンテ州産赤750ml)

投稿日時:2024/04/03 02:44:00

昔に比べると、最近の若いネッビオーロの飲み易さよ。
個人的には、もっと厳しいタンニンにボコボコにされて、半ばニヤニヤしながら「次はバローロ飲も」と、言いたかった(笑)。
果実味とは違うが、温かく深い香り。スパイスや甘味。余韻に主張が強まるタンニン。
総じては「ソフトなワイン」と言えるでしょう。

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キミは本当にカベルネ・ソーヴィニヨン?

レビュー対象商品:レッチャイア カベルネ・ソーヴィニヨン(伊トスカーナ州産赤750ml)

投稿日時:2024/03/28 19:18:15

抜栓の9時間後に頂きました。
柔らかく優しいワインですが、複雑さが深みをもたらし、構成要素のバランスも良い為、安っぽさは皆無。エレガントと呼んで良い。
熟したベリーの甘さ、果梗や仁丹を思う苦味、酸やタンニンに、厳しさは無い様でした。
奥に潜む動物臭や肉料理の気配が、食欲を掻き立て、私に空腹を自覚させます。
更に深く探ると、わずかにシンナー系の接着剤を拾う様な、涼やかな青い風も。
「ワイン飲んでて良かった」と、ワクワクさせて頂きました。
本当に、ご馳走様でした。

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「無個性」という個性

レビュー対象商品:ジャコモ・グリマルディ ドルチェット・ダルバ(伊ピエモンテ州産赤750ml)

投稿日時:2024/03/20 03:15:06

ドルチェットらしく、特徴の無い(弱い)ワイン。
抜栓3時間後も翌日でも、掴み辛い香り。
コク、旨み、苦味、等の味わいが拾える。酸は尖らず、タンニンに厳しさも無い為、飲み疲れはしない。
ペアリングに苦慮する心配も無い。
誰にも嫌われる事無く、誰からも讃えられ無い、庶民(私)には値の張る、デイリーワイン。

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馬鹿舌にも美味しい

レビュー対象商品:レッチャイア レッチャイア・ロッソ(伊トスカーナ州産赤750ml)

投稿日時:2024/03/09 08:21:56

解説の方程のエッセンスは、サルベージ出来なかった私。
でも、大いなるヒントを頂きました。
サンジョヴェーゼらしい味わいと安心感に、色んなオマケが付いて来る感じ(笑)。
黒飴の甘さ、冷たい岩肌の固さ、総体は「砂糖醤油の様なノスタルジア」でした。
好物の牛肉料理と共に、ゆっくりと飲み進める内に、エスプレッソの焙煎香や、カカオ率の高いチョコレートの粉っぽさ等を、見付ける事が出来ました。
丸みとバランスが、私にアルコールの刺激を感じさせなかった事が、スパイス系のニュアンスを、分かり辛かった理由かも知れません。
「小さな声」のひとつひとつを、丁寧に拾う事が出来るソムリエの方って、憧れます。

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ワインとの対話

レビュー対象商品:ヴィノジア ネロモーラ(伊カンパーニャ産赤750ml)

投稿日時:2024/03/03 00:02:13

他のワインにも言える事でしょうが、オススメ通り、向き合って良かった。
重さは無く、五味は何れも小さな声。
でも、時間と共にシフトして行きました。
甘味は、カシスやお菓子の様。紅茶、アールグレイを思う酸。カカオの苦味。果梗を感じる甘やかなタンニン。
私は馬鹿舌なので、空腹で対話しました(笑)。

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食中酒か、単体飲みか

レビュー対象商品:ヴィノジア ネグロアマーロ・オルス(伊プーリア州産赤750ml)

投稿日時:2024/02/18 21:09:58

庶民(私)の味方、プーリア品種。
黒い果物を連想はするが、芳香を楽しむよりも、食に寄り添うワイン。
「◯時間前に抜栓」「2日目が」とか言わずに、しっかりした味付けの肉料理と、結婚させてあげて!とっても甘いから。
でも、単体で飲んでも、セクシーな纏わり付きと酸を感じました。
ホント、悩ましいワインだこと!

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是非、ガツンとした料理と共に

レビュー対象商品:ヴィノジア ピエディロッソ(伊カンパーニャ州産赤750ml)

投稿日時:2024/02/04 19:25:27

不思議な事に、ワインのみを口に含むよりも、諄く無い料理と合わせた方が、強酸を感じました。まるで「これじゃ無い」とワインに拒絶された様に。
脂身、ニンニク、濃いソース。甘味や旨味、柔らかなタンニンが意味を持ち始めたのは、そんな時でした。
先輩レビュアーの仰る様に、梅干しのニュアンスを楽しみたい時は、単品で頂きました。

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中々どうして!

レビュー対象商品:ヴィノジア ファランギーナ(伊カンパーニャ州産白750ml)

投稿日時:2024/01/31 18:36:48

ろくな酒を飲んで来なかった私は、先ずはその、色調の美しさに感動。
木片や、籠った火薬。回すとレモンの果皮、口内では甘味に次いで酸味。余韻に届いた苦味を知り「だからグレープフルーツか」と、ご紹介文に納得しました。
セット購入なので、他のも楽しみです。

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