≪ひとりのワイン職人の頭の中を覗く一問一答インタビュー!≫
『ワイン職人に聞く、10の質問』
シックスティーン・バイ・トゥウェンティのオーナー・醸造家デイヴィッド・ダンフィさん
Q1:ワイン造りを一生の仕事にしよう、と決意したきっかけは何ですか?
⇒残念ながらこの質問には回答がありませんでした。是非聞きたい!と再リクエストしたので、回答を戴き次第、ワインのページにアップ致しますね。
Q2:これまでワインを造ってきて、一番嬉しかった瞬間は?
⇒我々は区画・品種ごとに120ものキュヴェに分けて醸造を行っているのだが、それをブレンドしてボトリングするときだね。その年に積み重ねてきた努力や工夫の成果が、素晴らしく美味しいワインと言う形になって現れる。ドラマティックな驚きに出会う瞬間もあって…本当に最高の歓びだよ。
Q3:その反対に、一番辛い(辛かった)ときは?
⇒「辛い」というか「非常に難しいこと」なのだが、『シックスティーン・バイ・トゥウェンティ』に関わる全ての人、ワイナリーのスタッフや資材のサプライヤーに至るまで、自分の目指す高い理想とヴィジョン、そしてあらゆる製造工程において細かい部分に神経を使うことの必要性を理解してもらうことだ。
Q4:ワイン造りで最も「決め手になる」のは、どの工程だと思いますか?
⇒これは何の迷いも疑いも無く断言できるが、良質なブドウを収穫できるよう畑で最善の仕事をすることに尽きる。良いブドウからしか良いワインは絶対に生まれない、そこに予期せぬ偶然・幸運なんていうものは存在しないんだ。
Q5:あなたにとっての「理想のワイン」とは?
⇒ワインにおいて最も大切なものはいつも「バランス」に始まると思う。あらゆる要素が、どこも過剰にはみ出ることなく調和しているワイン。そして、そのワインならではの個性、深み、複雑性、そして安定感。あともう1杯…と手が出るようなワインが、理想のワインだね。
Q6:今までに飲んだ中で最高のワインを1本だけ選ぶとしたら?
⇒自分にとってのベストワインはいつも「次に飲む、初めての1本」だよ。そのワインはいつだって僕の興味と好奇心を惹いてやまないし、家族や友人とそのワインを開けて飲むという特別な時間が待っているわけだから!
Q7:自分のワインと料理、これまでに一番マリアージュしたと思った組み合わせを教えてください。
⇒本当に良いワインは、我々の想像をはるかに超えて多様な料理に合わせられるものだ、というのが僕の持論。おいしいワインとおいしい料理は、こちらがペアリングを見つけようとしなくても、自然と互いにおいしさを引き出し合ってくれるものだと思う。
Q8:もしあなたが他の国・地域でワインを造れるとしたら、どこで造ってみたいですか?
⇒もしチャンスがもらえるのならば、やっぱりブルゴーニュまたはニュージーランドでピノ・ノワールのワインを造ってみたいね!
Q9:あなたの「ワイン造り哲学」を、一言で表現してください。
⇒ブドウの栽培から最後の瓶詰めに至るまで、全ての段階においてどれだけ細部に注意を払えたか…それがすべてを決定する。偉大なワインに到達するためには、自分のできうる全てのことを的確にやらなくてはならないんだ。
Q10:最後に…日本にいるあなたのワインのファンに、メッセージを!
⇒日本のワインラヴァーの皆さんが、世界数多の産地・生産者の中から僕みたいに小さな生産者のワインを選んでくれることを本当に誇りに思うよ。僕の「世界のどこにもない、ユニークでおいしいワインを造りたい」という目標に向かう時、皆さんがいつもエネルギーを、情熱を与えてくれるんだ。僕は、僕のワインを選んでくれる大切な人たちを、絶対にがっかりさせたりしない!
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