【カール・ローウェン オーナー・醸造家 クリストファー・ローウェンさんにFiradis WINE CLUBが一問一答インタヴュー!】
Q1:ワイン造りを一生の仕事にしよう、と決意したきっかけは何ですか?
⇒畑の中で育ったからね…その仕事を受け継ぐことに、疑いも疑問も無かった。子供の頃から、夏の間にぐんぐん育つブドウ樹の力強い生命力を目の当たりにしてきた。自然と命を間近に感じる環境で生活してきたから、最初からこの仕事を受け入れていたんだな。
Q2:これまでワインを造ってきて、一番嬉しかった瞬間は?
⇒自分たちの先達が造ってきた古いワインが、素晴らしい熟成をしているのを見るときだ。ワインというものが未来に大きな可能性を持っていることを、犇々と感じるからね。
Q3:その反対に、一番辛い(辛かった)ときは?
⇒これは全てのワイン生産者が同じことを答えるんじゃないか?一年を通じて畑で常にベストを尽くしてきても、収穫直前の悪天候で全てが台無しになってしまうことがある。そこまで素晴らしく育っていたブドウの全ての可能性が閉ざされてしまう…これ以上に辛いことは無いよ。
Q4:ワイン造りで最も「決め手になる」のは、どの工程だと思いますか?
⇒根源的に言えば、葡萄樹と土と常に近いところにいること、それだけじゃないかな。
Q5:あなたにとっての「理想のワイン」とは?
⇒軽やかで優美なリースリング、そこに複雑性とエレガントな余韻があれば、完璧だ。
Q6:今までに飲んだ中で最高のワインを1本だけ選ぶとしたら?
⇒フランス・アルザスの素晴らしい生産者『トリンバック』のトップキュヴェ「クロ・サンテューヌ 」2012年だ。このワインは最初ブラインドテイスティングで試飲したのだが…その静謐な美しさに心の底から感激したよ。
Q7:自分のワインと料理、これまでに一番マリアージュしたと思った組み合わせを教えてください
⇒あらゆる種類の新鮮な魚介類と、パーフェクトに合う!!
Q8:もしあなたが他の国・地域でワインを造れるとしたら、どこで造ってみたいですか?
⇒なかなか難しい質問だ・・だって私は今この場所でワインを造ることを心から愛しているからね。でもどうしても答えろと言うならば、やっぱりブルゴーニュで素晴らしくきれいなピノ・ノワールを造ってみたいね。
Q9:あなたの「ワイン造り哲学」を、一言で表現してください。
⇒自然を信じよ!!だな。私たちが急斜面で育てている接ぎ木なしの古木は、人間ごときが余計な手出しをする必要が無いんだよ 笑
Q10:最後に…日本にいるあなたのワインのファンに、メッセージを!
⇒世界で最も新鮮で上質な海産物に恵まれている日本の皆さんには、是非自国の素晴らしい郷土料理と一緒に私のワインを楽しんで欲しいと思っている。私たちのワインは、最高の料理を更に彩り豊かにするスパイスのような役割を果たすはずだよ!
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