生産者プロフィール
「決して化学的に介入することなく、最高のテロワールと区画から品質の優れたシャンパーニュを得る。」哲学を貫く、ヴェルテュ村のアルチザン。
ワイン生産者の家庭に生まれたモーリス・ドワイヤールが、第2次世界大戦後にヴェルテュにワイナリーを購入し、1927年から自社元詰めのシャンパーニュの販売を開始した。 その後、1941年、モエ&シャンドン社のド・ヴォギュエ氏と共に創設メンバーに名を連ねたCIVC組合(シャンパーニュ委員会(the Interprofessional Committee for Champagne wines)の生産者代表になった。
モーリスの地域との関わりと情熱は、シャンパーニュの歴史に密接に関連していた。その使命感、厳格さと品質への探求心は世代から世代に引き継がれ、現在、モーリス、ロベルト、ヤニック、シャルル(没)&ギヨーム兄弟へと4世代引き継がれている。
現在の所有畑は合計11ha。シャルドネ10haを1er クリュ(ヴェルテュ)と4つのグラン・クリュ(ル・メニル・シュール・オジェ、オジェ、、アヴィーズ、クラマン)に、ピノノワール1haを1er クリュ(ヴェルテュ)、グラン・クリュ(アイ)に所有する。ドワイヤールの哲学は「ワインに化学的に介入することなく、最高のテロワールと区画から品質の優れた果汁を得る」ということ。ブドウに深く根を張らせ、自然のもたらす魔法を吸収し、ワインが自らテロワールを表現できることを狙う。樹齢は平均39年(*2018年時点)ブドウの平均樹齢を高くするために新規植樹はしておらず、植え替えも根が死滅してしまった時のみ行う。栽培はビオロジック、可能な限りテロワールを表現するためにできるだけ介入しない土壌力学に基づく栽培手法を取っている。
醸造においてもその科学的介入をしないアプローチは徹底されており、補糖はせずにキュヴェ、しかも第1果汁だけで醸造する。オークバリック50%、発酵温度17℃、ごく一部マロラクティック発酵を行う。サヴァールやランスロ・ピエンヌ、ピエール・パイヤールが所属する『アルチザン・デュ・シャンパーニュ』のメンバーであり、フィロソフィーを忠実に守る職人的な姿勢で常に他生産者と情報交換・切磋琢磨を欠かさない熱意ある生産者だ。
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