生産者の紹介
ゲヴュルツの聖地トラミン、伝統と革新を体現する協同組合
イタリア・アルト・アディジェ州テルメーノに位置するトラミンは、1898年に設立された歴史ある協同組合で、現在280名の組合員と230haの畑を管理している。標高250?700mの多様な土壌と気温差に恵まれ、冷涼な気候が酸を育む。セラーマスターのウィリー・シュテュルツは『ガンベロ・ロッソ』で最優秀醸造家に選ばれ、細部にこだわる醸造哲学で高品質なワインを生み出す。特に『ヌスバウマー』はイタリア屈指のゲヴュルツとして高い評価を受け、トレ・ビッキエリを常連のように獲得している。土地への深い理解と技術の融合により、トラミンは協同組合としての枠を超えた完成度を誇る。
みんなのワインレビュー

トラミン ソーヴィニヨン(伊アルト・アディジェ産白750ml)
- ★
- 4.00
- 1件のレビューがあります
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グラッシーなSBを愉しみたいときに
「SBといえばマールボロをはじめとする銘醸地を抱えるニュージーランド産でしょ」という方にも楽しんでいただける一本かと。
トラミンは十八番のゲヴェルツトラミネール(ヌスバウマー)に限らず安定していることがよくわかる。
NZ(自体は北端をのぞき温和な西岸海洋性気候がドミナントなわけだが)のSBに特徴的な
マンゴーやガヴァといったトロピカルなニュアンスはそこまで強く感じられない一方で、
(かつては未熟の証として敬遠された)フレッシュなSBに固有のグラッシーなアロマが上手く引き出されている。
芝生、グーズベリーはもちろんのこと、微かにトマトやピーマンといったヴェジタルな要素も感じられる。
この青臭い感じがダメという人も少なくないが、口に含むと一気に爽やかなシトラスのニュアンスが広がり、
単体ではやや主張し過ぎと言えなくもないハーバルなアロマが、爽やかなレモンやライムのニュアンスと口中で見事に調和する。
深みや余韻には欠けるものの、冷涼地というテロワールとSBの品種としての特徴が遺憾なく発揮された一本ということで四つ星。
同じく北伊のSBといえばイェルマンが有名だが、味わいの点では負けるとも劣らない、そしてリーズナブルなトラミンも素晴らしい。
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