旨味はあるけど単純・平板な香り。価格相応にカンポ・ディ・マルツォには及ばないレベルかと。
レヴュー対象商品:カンパペーリ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(伊トスカーナ州産赤750ml)
投稿者:Echezeaux14
投稿日時:2021/05/18 08:51:09
・トップノートは良くある酸味の強そうな安イタリアワインの感じ。その後、30分経っても一向に開かずダンマリを決め込んだような趣き。翌日は樽香風の香りが目立ち、相変わらず果実香はあまり感じられない。
・味わいは、香りの印象とは打って変わって、酸味もタンニンも結構あるものの飲み難くはなく、コクも旨味も結構ある。
未だ少し早いのか(パワーのある2013ヴィンテージのため?)、滑らかさという点ではイマイチの感じもするが、アルコール度の高さ(14.5%)はそれほど感じず、和食にもそこそこ合いそうな柔らかさを感じる。
・料理との相性では、サーモンの刺身とローストビーフとはどちらも良く合うが、やはりローストビーフの方が合う。サーモンは山葵醤油、ローストビーフはグルービーソースで食べたが、味付けの差ではなく元の素材そのものとの相性と思われる。ワインに旨味とタンニンが結構あるので、肉の方が合うと想われる。
翌日は、鴨ローストと合わせてみたが、これまた良く合うものの感覚的にはローストビーフの方が合っていた気がする。そして、意外にもアサリの酒蒸しともまぁまぁ合う。やはり、広く料理との相性が良いようだ。
・翌日の味わいは、薄くなった感じでアフターにも少し尖がりが出てきた。但し、旨味はシッカリあり、それが飲み易さに通じているかと。
・セールスポイントは旨味のある柔らかい味わいだと思いますが、同じ造り手の『カンポ・ディ・マルツォ』の方が香りは勿論、味わいも持続性や熟成力で上の気がします。(カンポ・ディ・マルツォは、当初は平凡な香味と思いましたが、1年チョット経って再度開けたら、大化けしていました。)
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