生産者の紹介
ミネラルと精緻さを極める若きサラブレッド、ピエール・ジラルダン
ピエール・ジラルダンは、著名な生産者ヴァンサン・ジラルダンの息子として生まれ、家系の13代目にあたる。父が保有していた4.5haの最上級区画の畑を引き継ぎ、さらに父が築いた一流栽培家との長期契約を受け継ぎ、2017年、21歳で自身のファーストヴィンテージを発表。卓越した感性と幼少期からの経験が生む完成度の高さは、ブルゴーニュ愛好家の間で大きな注目を集めた。畑では除草剤・農薬を使用せず、オーガニック農法を採用し、土壌への介入は最小限。ワイン造りにおいては、456Lの特注樽を用いて新樽の影響を抑え、低抽出・低介入を徹底。果実味と酸、ミネラルを前面に感じさせる精緻でバランスの取れたワインを生み出す。赤は丁寧なプレスと最低限のピジャージュで、白は必要最低限のバトナージュで醸造し、いずれもステンレスでの追加熟成を経て無清澄・無濾過で瓶詰め。ミネラル主導のスタイルを追求し、次世代ブルゴーニュの旗手としての地位を確立しつつある。
みんなのワインレビュー

ピエール・ジラルダン ブルゴーニュ・ルージュ エクラ・ド・カルケール
- ★
- 3.75
- 4件のレビューがあります
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若いのに動物香(なめし革の香り)が支配的!ブレットか?
・コルクに浸みた香りからそうだったが、トップノートは若いワインにしては珍しいなめし革というか
動物香の香りが支配的。ブレットの一歩手前という感じで、時折黒系や赤系の果実香も顔を出すが、
この動物香にブロックされている感じ。(翌日、この香りはかなり減ったので、ブレットではないと
想われる。)
・味わいは、酸は穏やかながら旨味が少なくタンニンも控え目で薄い感じは否めない。
そして、飲むのは未だ早いのかもしれないが、アフタに少し苦みを感じ、味わいに尖がりを感じる。
色の濃さから抽出は強いと想われるが、そのタンニン等の成分が未だ滑らかになっていない感じ。
・翌日は、動物香は減ったが(全体的に香りが落ちた感じ)、味わいは厚味が増した感じ(でも旨味の
少なさと尖がりはあまり変わらない)。
・料理との相性では、意外にもローストビーフより肉挟み茄子の餡かけの方が合っていた。
薄い味わいと餡かけが合っている気がする。ローストビーフは和牛とオージーがあったが、
和牛の方が味がまろやかでワインもまろやかになり合っているが、その差は僅かである。
ワインにもっと旨味がありまろやかなら、明らかに和牛の方が合うだろう。
・エコに逆行するかのように、ボトルがシャンパーニュ並みに重く太い。コルクも、最近飲んだ中では
ドメーヌ・デュロシェやベルトー・ジェルべより長い。
このあたりに金をかけているようだが、それを反映してなのか強気の価格である。
父親のヴァンサン・ジラルダンは、安定した品質で比較的リーズナブルな価格が魅力的であったが、
全く違うスタイルに感じられる。
・1週間後の壜底の雫の香りは、また動物香がより強くなっていて、ブレット説が再浮上。
フィラディスさんのワインにしては珍しく品質がイマイチなのかも?
余韻も長い
2018年物、抜栓5時間前、室温20度液温15度。十分開いていました。良い香り。果実味が酸味をうわ待っていました。土じゃない鉱物系の味もしました。旨い。シャンベルタン系だと思います。ハンバーグとマリアージュしました。
バランスに優れたブルピノ
18年ヴィンテージ。開栓直後からブルゴーニュらしい土や香水のアロマが立ち上がる。ラズベリーを思わせるフレッシュさとブラックチェリーを感じさせる熟成感が口中で両立する絶妙なバランス。豊かな酸とそれを下支えするまろやかなタンニン。フィニッシュには清涼感のあるミネラルと黒胡椒のニュアンス。
ペアリングは鳥もも肉の黒酢あんかけと。黒酢の甘酸っぱい感じと素晴らしいマリアージュだった。
香りが、
勢いよく流れて来るよう。それをまろやかなタンニンが包み込むイメージ。重みもある程度ある、上品なワイン。2017を飲みました。
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